第17回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞、若手ホラー作家・法条遥のデビュー作『バイロケーション』が、角川ホラー文庫20周年記念作品として映画化。Blu-ray&DVDの発売が7月16日(水)に決定。
『バイロケーション』は世界中で実在報告がある怪奇現象“バイロケーション”を題材に、自分とまったく同じ姿、形、個性を持った“バイロケ”が自分の人生に侵食してくる恐怖を描く、究極のサスペンス・ホラー。もう1人の自分が殺しにくる斬新な設定、観る者を驚かす巧妙に張った伏線と衝撃のラスト。また史上初の試みとして、通常版「バイロケーション 表」と別エンディング版「バイロケーション 裏」を同時期公開しました。
いつどこに出現するかわからず、凶暴化する“バイロケ”に追い詰められた主人公たちが下した、ある決断。そしてその決断の末に、誰も予想だにしない衝撃のラストが待ち受ける。観るものすべてを騙す、新感覚のホラーワールドはお見逃し無く。
女優として確かな演技力を誇る主演の水川あさみさんの熱演が恐怖を倍増するほか、千賀健永さん(Kis-My-Ft2)が映画初出演。ジャニーズJr.きっての演技派・高田翔さん、ドラマ「半沢直樹」近藤役で一躍話題となった滝藤賢一、酒井若菜、浅利洋介、豊原功輔など豪華キャストが共演。豪華キャスト陣にも注目です。
水川さんは本作について「相反する感情から生まれるもう1人の自分バイロケーションとは何か。人間は無い物ねだりで欲深くまたとても純粋な生き物なんだとこの映画を観れば分かるんじゃないでしょうか」と意味深なコメント。ただのホラー映画では無い、人間ドラマであることが窺い知れます。
『バイロケーション』ストーリー
ある日、スーパーでニセ札の使用容疑をかけられた忍(水川あさみ)。10分前の防犯カメラには、いるはずのない自分が映し出されていた。連行された忍は、刑事の加納から想像を絶する真実を聞かされる。“バイロケーション”。それは、自分と同じ容姿でありながら全く別の人格を持つ、もう1人の自分。通称バイロケと呼ばれるその人物は、本物(=オリジナル)よりも凶暴な性格を持ち、必ず自分を殺しに来るのだと。“バイロケ”に悩む者たちが集う“バイロケーション”の会へと連れてこられた忍は、大学生の御手洗巧、謎めいた少年・加賀美榮、主婦の門倉真由美、そして会の主催者・飯塚らと出会う。いつどこに出現するかわからず、凶暴化するバイロケに追いつめられる中、彼らは決断した――。
2014年7月16日(水) Blu-ray&DVD リリース
バイロケーション<表><裏>を同時収録
【セル】ブルーレイ最恐・エディション(スペシャル・ビジュアルブック付) ¥6,200(本体)+税
【セル】DVD最恐・エディション(スペシャル・ビジュアルブック付)¥5,200(本体)+税
【セル】DVD スタンダード・エディション1枚組 ¥3,800(本体)+税
【特典】最恐・エディション(スペシャル・ビジュアルブック付 ※予定
【DISC1:本編DVD】
・「バイロケーション」本編(表)
・監督+キャストによるオーディオコメンタリー付
・「バイロケーション」裏
・予告編集
【DISC2:特典DVD】
・メイキング・オブ・バイロケーション
・未公開シーン集
・イベント映像集【封入特典】
・スペシャル・ビジュアルブック
・バイロケを見分けろ! 手鏡風特製ペーパーミラー(初回限定)
(C) 2014「バイロケーション」製作委員会
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