今回は国立科学博物館発行の「科博メールマガジン第504号」より事業推進部土屋実穂さん執筆の記事「青少年ものづくりフェスタ2013 紙飛行機を飛ばそう!!!」を転載させていただきました。
■青少年ものづくりフェスタ2013 紙飛行機を飛ばそう!!!
国立科学博物館では、2013年2〜3月に連続講座「青少年ものづくりフェスタ2013 紙飛行機を飛ばそう!!!」を開催します。
ここで言う「紙飛行機」は、一枚の紙から作る折り紙飛行機ではなく、丈夫な紙を接着剤で貼り合わせて作るペーパーグライダーのことで、本講座(全3回)は青少年を対象に、第1回、第2回は紙飛行機の原理や調整方法等を学ぶ講義・実習を、第3回は飛行コンテストを実施します。飛行コンテストは、普段は非公開の羽田空港最古の格納庫、T101格納庫で行い、飛距離・コントロール等を競います。さらにコンテスト終了後は、T101で保存している国立科学博物館所有のYS-11(戦後日本初の国産旅客機、量産型初号機)について、当館研究者による解説も予定しています。
コンテストでは、共催の日本紙飛行機協会のご協力により特別に復刻したYS-11型の紙飛行機を使用する予定です。この紙飛行機には日本紙飛行機協会会長の二宮康明氏が設計し、過去に販売していたYS-11型紙飛行機の型を活用します。初めて本事業の打合せに伺った際に出た世間話から、あっという間に復刻が決まり、現在は当館所有の機体の塗装に沿ったデザインになるようにデザイナーさんに調整してもらっているところです。日本のものづくり技術の象徴とも言えるYS-11と、本事業のテーマである紙飛行機がひとつになる偶然に、担当者としては驚きながらも嬉しい限りです。
また、現在、賞品としてオリジナルグッズの制作を進めており、対象年代(小学5年生〜高校生)に戻ったつもりで(?)あれこれ試行錯誤しています。参加者の皆さんに楽しんで頂けるよう、担当一同奔走中です!
●青少年ものづくりフェスタ2013 紙飛行機を飛ばそう!!!
第1回 紙飛行機の作り方と調整の方法についての講義と実習
日時:平成25年2月17日(日)14:00~16:00
第2回 課題機種を使って本番さながらの試験飛行、調整のコツもアドバイス
日時:平成25年3月10日(日)14:00~16:00
第3回 課題機種による飛行コンテスト
距離とコントロールを複合的に競います。
日時:平成25年3月26日(火)14:00~16:00
応募方法等詳しくは下記をご覧ください。
http://www.kahaku.go.jp/event/images/mono_2013.pdf
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