ワタミの子会社が展開する、お弁当宅配事業『ワタミの宅食』。
先日、ガジェット通信ではブラック企業大賞2013のウェブ投票でダントツのワタミフードサービス『ワタミの宅食』宅配バイトも凄いと話題にという記事をお伝えした。
その『ワタミの宅食』において、お弁当を各ご家庭にお届けする「まごころスタッフ」をテーマにした書籍『お弁当でつながるありがとうの物語』が7月22日に発売されるという。
7月11日、なぜかガジェット通信に送られてきたプレスリリースによれば
この度出版される『お弁当でつながるありがとうの物語』では、実際にお弁当を各ご家庭にお届けしている「まごころスタッフ」とお客さまの間に起こったさまざまな心温まる実話に基づくエピソードが紹介されています。この書籍を通して、当社が最も大切に考え、事業拡大にも寄与している「まごころ」の一端についてご理解いただけます。当社では、超高齢社会のインフラとなるという企業目標の下で、今後もお客さまには「食」を、高齢者の方や子育て世代など、さまざまな環境の下でもいきいき働きたい方には「職」を提供してまいります。
とのこと。
「お、おう」と答えるしかない感じではあるが、とりあえず従業員やその家族、宅配スタッフにも「まごころ」を……と思わずにはいられない。もしくは「事業拡大にも寄与している“まごころ”」とあるので、我々の考えるそれとは違い事業のために自らを犠牲にする尊い精神のようなものかもしれない。とりあえず「まごころスタッフ」がこの本を購入するように強要されないかが心配だったりする。
宅配の「まごころスタッフ」については本日7月11日発売の週刊文春が「追究第6弾 高齢者宅配弁当“偽装請負”の証拠文書」という記事を掲載しており、ちょうどそれと同日にプレスリリースが送られてきたというのも奇縁と言うべきか。
『お弁当でつながるありがとうの物語』の著者は宮島伸浩さん、定価1300円で株式会社あさ出版より発売されるとのこと。
プレスリリースの冒頭には「今、注目の仕事として書籍化決定!」という見出しが。
確かに今注目の仕事ではある。
※画像は『ワタミタクショク株式会社』提供のプレスリリースより
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