日本好きで優秀なエンジニアが存在することと、そのエンジニアが日本（日本企業）で働くことは別問題でしょ。
米国のエンジニアの給料の半分かそれ以下の給料である日本で働きたいと思う奴はいない。
日本では、給料が低いだけでなく、論理的に意味不明なルールが存在するわけで。日本より給料の高い国（ほぼすべての先進国）の人々には日本に魅力がない。それだけ。
社会保障制度も企業制度も老人を優遇して、若者を搾取する国に未来があるわけがない。
個人でも企業でも国でも、将来に投資せずに消費ばかりしてる状態では、未来はない。
日本の対GDP比の教育支出はOECD加盟国で最下位。
老人の社会保障費を支払うために、国は借金をして将来世代につけを回し続けてるんだからさ。
優秀であるかどうかにかかわらず、行動力のある若者はすでに日本を見切って海外で勝負していますよ。
大半は腰掛けで、長く滞在する意思のない若者だが、優秀な人ほど、そして起業家であるほど日本で仕事をするつもりがない。
最終的に日本に帰るかどうかは別にして、日本でお金儲けをする気のない若者が現れている現実がある。
優秀な若者（とくに起業する若者）が日本を出ていくドキュメンタリーをテレビが放送する頃には、一番優秀な日本の若者は、もはや日本には存在しないと思う。