毎年1月1日のゴールデンタイムにテレビ埼玉で放送され、埼玉県の政財界の要人が大宮ソニックシティホールでカラオケをするというシュールさが年々ネットでの認知が広がっている『埼玉政財界人チャリティ歌謡祭』。2017年の元旦も19時から二時間半に渡って放送され、上田清司埼玉県知事をはじめとする17組が登場しました。
テレ玉で元旦のゴールデンタイムといえばこれ。金ピカ衣装をまとった政界財界のオッちゃんオバちゃんが歌い踊る真剣勝負の歌謡祭。19時からお見逃しなく! #埼玉政財界人チャリティ歌謡祭 #テレビ埼玉 pic.twitter.com/h6iZ237bgH
— かささぎ (@kasasagino006) 2017年1月1日
1992年から数えて26回めとなった今回の歌謡祭。トップバッターの大島清伊奈町長が中学生の同級生たちを引き連れ学ランで「仲間たち」を熱唱。池田一義埼玉りそな銀行社長は「有志コーラス」を引き連れて「亜麻色の髪の乙女」を歌い、会場はコーポレートカラーの緑色のサイリウム一色に。
さらに、小野克典桶川市長は、桶川高校の女子高生を動員して「マツケンサンバ」ならぬ「オノカツサンバ」を披露。ガス会社サイサンの川本武彦社長は「2億4千万の瞳」を「おーくせんまん!!ガースワンワン!!」とアレンジと、そのやりたい放題なステージに視聴していたネットユーザーにも刺さった様子。
また、宮崎栄治郎埼玉県議会議長が水戸黄門コスで登場し「茨城なのに」というツッコミが多数。レストランを多数経営している馬車道グループの木村徳治名誉会長は華やかな女性ダンサーを多数従えて「ブランデーグラス」を歌い、司会の堀尾正明アナに「ブランデーは売っているんですか」と聞かれて言いよどむ場面があるなど、見どころに事欠きません。
終盤では、創業明治3年で26回連続出場を誇る結婚式場清水園の清水志摩子社長が「ラストワルツ」を歌い、「埼玉の小林幸子」との声も。大トリは上田知事が和服姿で「荒城の月」を歌ったのですが、なぜかそこに薙刀の演目を入れるという奇想天外さで視聴者の度肝を抜いていました。
『Twitter』では一時トレンド1位になるなど、年々注目度の上がっている『埼玉政財界人チャリティ歌謡祭』。今後、ネット中継など全国でも視聴できるような体制になると、さらに話題を呼ぶのではないでしょうか。
参考:『Togetter』まとめ
https://togetter.com/li/1065893 [リンク]
※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/kasasagino006/status/815413605097050112 [リンク]