2016年も残り1か月と迫り、映画納めが近づいて参りました。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が大ヒット上映中の今、今年の“大作系”と言えば、『バイオハザード:ザ・ファイナル』と『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の2トップでしょうか!
この『バイオハザード:ザ・ファイナル』、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』ジャンルは違えども、共通しているのは「戦う美しい女」が主人公であるという事。強くてカッコいい女代表とも言える、ミラ・ジョヴォヴィッチと、再旬注目女優であるフェリシティ・ジョーンズの魅力が炸裂しています。しかし、カッコいい女が出て来る作品は、この2つのみにあらず! 12月公開のミニシアター系作品から超大作まで“戦う女”をまとめてみました。
この冬、日本が世界最速公開となるシリーズ最終作品となるのは『バイオハザード:ザ・ファイナル』(12/13公開)。2002年のシリーズ開始から15年にも長きにわたり、これまで過去5作が公開。シリーズ累計で約163億円もの興行収入を記録する大ヒットホラーアクション映画です。
そんな大ヒット作品の立役者と言えるのが孤高の女戦士、アリス役を演じるミラ・ジョヴォヴィッチの存在ほかなりません。ミラはシリーズを重ねるごとに限界を超えるアクションに挑戦することで“アクション女優”としての確固たる地位と世界的な熱狂的ファンを生み出してきました。ミラ自身も「アクションをすることは大好きよ!『フィフス・エレメント』作った時、アクション映画とスタントが好きだったことに気づいたの。『バイオハザード』シリーズの好きなところの1つが、アクションシーンなのよ。自分自身のイメージを方にはめているって言われても構わない。だって、自分がどういう人間なのかっていうこを見つけさせてくれた作品」と作品への愛情を忘れていません。
そんなミラが演じるアリスの“最期の戦い”となる本作では第1作目で登場したラクーンシティの地下研究所「ハイブ」を舞台に最終作品でシリーズカムバックとなるアリ・ラーター演じるクレアに、アリスとともに戦う女戦士コバルト役に本作がハリウッドデビューとなるローラの見どころの一つ。これまで謎に包まれていた「アンブレラ社の陰謀」「T-ウィルスの開発」そして、「アリス誕生」が遂に明かされるなど圧倒的なスケールで送る本作でミラが最期にどんな戦いを見せてくれるのか今から期待せずにはいられません。
『バイオハザード:ザ・ファイナル』同様、この冬話題を集めているのが『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12/16公開)世界的に人気のSFシリーズ『スター・ウォーズ』のサイドストーリー。圧倒的な破壊力を誇る帝国軍の宇宙要塞デス・スターの設計図を奪うという任務を遂行した女性戦士ジンを中心に反乱軍兵士たちの活躍を描きます。本作でジンを演じたのは『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズ。『博士と彼女のセオリー』、『インフェルノ』など話題作に次々登場し、スターの階段を駆け上り中の彼女の魅力にも注目です。
さらに先日開催された東京国際映画祭2016のオープニング上映を飾り来日も話題となったメリル・ストリープ主演の『マダム・フローレンス!夢見るふたり』。今作でメリルは病を抱え、絶望的な音痴でありながらソプラノ歌手になる夢を追う実在の女性、フローレンス・フォスター・ジェンキンスを演じています。さらに1950年代初頭から世界各国を回って柔道を普及させた女子柔道のパイオニア的存在である福田敬子氏のドキュメンタリー作品『福田敬子~女子柔道のパイオニア』(12/3公開)など、様々な形で“戦う女”を描く作品が盛りだくさん。あなたはどの女性に注目する?
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