jenko-men031_R.jpg

秋葉原の食を探求するガジェット通信の“ガジェ通秋葉原制覇”ですが、あえて言おう!

「秋葉原でメシ喰わないで、どうするの?」

かつては買い物がメインな電気街でしたが、今は東京でも屈指のグルメタウンとして栄えているので、秋葉原に来て飯を食べないとか有り得ません。

というわけで、今回は筆者も一発で虜になった洋食屋さんを紹介してみましょう。

隠れた人気店『洋食工房ジェンコ』

jenko-men002_R.jpg

そもそもが“昭和通り”を渡ってまで飯を食べに行く人がどんだけいるのかって話ですが、秋葉原の飯を語るなら昭和通りを渡らない事には、お話しになりません。

そして!

昭和通りを渡る観光客がほぼいないのに、何故か昭和通りを渡った側の定食屋さんは、ランチタイムとなると大賑わいで御座います。すなわち秋葉原周辺で働く人達の店として、古くから親しまれている店が多いって事なのです。

というわけで、美味しい店に限って“土日祝日休み”みたいな強気の設定が少なくありません。

周辺の会社が休みになると途端に客足が落ちるし、平日だけでも営業を続けられるだけの売り上げがあるって事で、家族経営の人気店は無理して土日祝日は営業しないのです。

つまり、美味しい店を探す時は「平日しか営業してない店を探せ!」とも言えるのでメモっておきましょう。

jenko-men006_R.jpg

そんな感じなので、ほぼ土日しか取材しない筆者が『洋食工房ジェンコ』に訪れる機会はなく

「この店、いつも閉まってんな~」

くらいにしか思っていませんでした。

jenko-men000_R.jpg

しかし!

御徒町で他の取材を終え、平日の秋葉原を歩いていると煙草屋さんの角にさりげなく看板が置いてありました。

jenko-men001_R.jpg

「この位置に看板を出すだ……と?」

あえてローアングルな位置に看板をさり気なく置くスキル……かなり出来る店と直感しました。

メニューが豊富だ!『洋食工房ジェンコ』

jenko-men005_R.jpg

とりあえずメニューの二品を組み合わせる感じのランチでしょうか?

なので、かなりの組み合わせが出来るので、誰もが満足出来るメニューを選ぶ事が出来そうですね。

jenko-men028_R.jpg

そして!

秋と言えば“牡蛎フライ”が素敵な予感がするので、ココはひとまず『牡蛎フライ&メンチカツ定食』(880円)をチョイスしました。

基本的にはフライ系のメニューが推しのようですが、ハンバーグやカレー、ハヤシライスなども抑えているので、揚げ物が苦手な人にもワンチャンあると思います。

『牡蛎フライ&メンチカツ定食』を食す!

jenko-men032_R.jpg

整いました。

jenko-men040_R.jpg

写真だとボリューム感が掴めませんが、メンチカツも大きくボリューム満点な『牡蛎フライ&メンチカツ定食』ですね。

jenko-men039_R.jpg

特徴的なのは“レモン搾り器”が付属している事でしょうか?

筆者は揚げ物には“ノー・レモン派”なので使う事はありませんが、これは嬉しいサービスですね。

魂に響く牡蛎フライの旨さよ……

jenko-men036_R.jpg

大粒の牡蛎フライにタルタルソース……これが日本の秋ではないでしょうか?

jenko-men037_R.jpg

定食屋さんが牡蛎フライを提供し始める秋、待ちに待った季節の到来で御座います。

jenko-men038_R.jpg

大粒の牡蛎フライが3個ですが、十分に牡蛎の美味しさを堪能するには適量かも知れませんね。物足りなくも無く、飽きる事もないベストな数が3個だと思います。

jenko-men041_R.jpg

『洋食工房ジェンコ』の牡蛎フライは間違いないと言っておきましょう。

秋葉原で一番美味いメンチカツを発見した件

jenko-men035_R.jpg

筆者はかなりメンチカツを食べ歩いていますが、今の所のナンバーワンは新橋の『洋食すいす』のメンチカツです。

しかし!

この『洋食工房ジェンコ』のメンチカツも、それに匹敵する美味しさである事を伝えておきましょう。

jenko-men043_R.jpg

洋食屋さんではハンバーグを食べるかメンチカツを食べるかで、悩む時が少なくありませんが、筆者クラスの“意識高い系デブ”になると、ハンバーグなどと言うヘルシーな料理は食べません。

「旨い物はカロリーが高い法則!」

つまり、食べ物は基本的にカロリーが高い奴ほど美味しいって事実を、改めて認識する必要があると思います。

jenko-men044_R.jpg

荒微塵切りにされた玉葱の甘さ、豚挽肉の甘美なまでの柔らかさと肉汁、それらを包む香ばしい衣の香り……すべてが異次元の美味しさです。

ライスとスープも付いてるぞ!

jenko-men034_R.jpg

かなりガッツリなオカズが二品にライスとスープが付いて880円は、かなりリーズナブルだと思います。

jenko-men033_R.jpg

さらに隠されていたマカロニサラダの存在も、この定食に彩りを加えている事は間違いありません。

jenko-men042_R.jpg

全ての料理が手作りな『洋食工房ジェンコ』は、味だけではなくコスパにおいても秋葉原でトップクラスにあると思います。

jenko-men045_R.jpg

ご馳走様でした!

『牡蛎フライ&メンチカツ定食』 総評

jenko-men003_R.jpg

筆者は色々とディスりますが、そこは駄目でしょって部分を突くのであり、あくまでも「そういう意見もあるよ」的な範囲で捉えて頂ければ幸いです。

しかし、食べ物に星や点数を付けるのは個人的には好きではありません。

まず自分が点数や星を付けるほど偉くもないし、何を根拠に採点しているのか曖昧過ぎるからです。

だが、しかし、あえて言おう!(新しいパターン)

「牡蛎フライ&メンチカツ定食は最高である!星めっちゃ沢山!!」

……と。ボリューム、コスパ、ライスの炊き加減&米の旨さ、牡蛎フライの風味、メンチカツの存在感、全てが完璧で御座います。

この料理に関して改良すべき点は何ひとつ見当たらないって事でして、まさにパーフェクトです。

さらに!

jenko-men027_R.jpg

「メンチカツにLサイズがあるだ……と?」

この内容で880円なのですから、このメンチカツは恐らく“Sサイズ(150グラム800円)”相当だと思われます。

コイツに挑まないとか、有り得ない案件ではないでしょうか?

jenko-men026_R.jpg

しかも『カツカレー』(900円)や『ハンバーグカレー』(900円)とか『海老フライカレー』(900円)に『えびカツカレー』(900円)まであります。

「桃源郷とは、この事か?」

というわけで、是非みなさんも『洋食工房ジェンコ』で美味しいランチを愉しんでみて下さい。ちなみにコアタイムは95%の確立で満席ですので、開店直後を狙うのがオススメですよ。

『洋食工房ジェンコ』

住所:東京都千代田区神田和泉町1-12-1

営業時間 11:00~15:00 18:00~20:30
定休日:土日祝日

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

RSS情報:http://getnews.jp/archives/1539939