タカラトミーが9月に開催された『クリスマスおもちゃ見本市2016』にプレビュー出展し、詳細は謎のままだったタマゴ型のおもちゃ『うまれて!ウーモ』。発売前日の10月6日に発表会が開催され、ついにその謎が明らかになりました。
参考記事:
【クリスマスおもちゃ見本市2016】何が産まれるんです? 謎のタマゴおもちゃ『うまれて!ウーモ』
http://getnews.jp/archives/1518395[リンク]
9月の時点で分かっていた情報は、
・タマゴは4種類ある
・タマゴは光るらしい
・タマゴは風邪をひくことがあるらしい
・中から何かが生まれるらしい
といった程度。その後ティザー動画も公開され、中から鳴き声がしたり心臓の音がするほか、コツコツ叩いたりひっくり返すとリアクションするらしいということが分かりました。
タマゴからどんな子が生まれてくるんだろう? うまれて!ウーモ告知PV(YouTube)
https://youtu.be/DCrWyJ7Zae4
発表会ではタカラトミー代表取締役社長のH.G.メイ氏が登壇。このように一部の情報しか公開されていないのは一般の消費者だけでなく、流通事業者に対しても同様だったことが明かされました。さらに、同製品の詳細が発表されるのは世界同時で、日本は時差の関係で最初の発表になるのだとか。「クリスマスシーズンに向けて注目している。消費者も注目してくれるのではないか」と期待を語ります。
ゲストとしてタレントの鈴木梨央ちゃんが登場し、メイ氏から「いち早くクリスマスプレゼント」と『うまれて!ウーモ』のタマゴが手渡されました。「飼い主世界第一号として孵(ふ)化させてみてください」とメイ氏。
手に持ってみると中から光ったり、ノックするとノックを返してくれたり、振ってみると笑うなどリアクションするタマゴウーモ。このようにタマゴの段階でコミュニケーションがとれて、中から何が出てくるのか分からないワクワク感が感じられるのが特徴です。
タマゴウーモを温めるようになでていると、中からクチバシでつつく動きが始まります。これが孵(ふ)化の始まり。なでるのをやめると孵(ふ)化も止まってしまうので、なで続けることで次第にタマゴの殻が破られていきます。
すっかり割れたら殻を取って、ベビーウーモの誕生。頭をなでる、おなかを押す、話しかけるなどコミュニケーションを取ったり、一緒に遊ぶことでベビーからキッズ、ジュニアと成長していきます。「どんな名前をつけますか?」の質問に、「優しいという漢字が好きなので優(ゆう)」と答えた梨央ちゃん。「優しい子に育ってほしいのでしっかり育てます」と宣言していました。
『ピンク&ブルー』『ピンク』『ブルー&グリーン』『パープル』の4種類のタマゴの状態で店頭に並び、それぞれのタマゴには2種類どちらかのウーモが入っている全8種類のラインアップ。2種類のうちどちらのウーモが入っているかは、生まれてみないと分からないそうです。『ピンク&ブルー』『ピンク』には“ペンギン×コアラ”をモチーフにした“ペンコ属”、『ブルー&グリーン』『パープル』には“リュウ×イーグル”をモチーフにした“リューグル属”のウーモが入っています。
製品担当者のタカラトミー新規事業部 ニュートイ企画部 マーケティング課の大伴貴広氏によると、おなかをくすぐると赤ちゃんのように笑う“こちょこちょ”、おなかを押して目を紫色にすると踊りだる“おどってウーモ”、おなかを長押しして「ハロー」と言ったら話しかけると、言葉をまねしてくれる“まねしてウーモ”の3大遊びがオススメなのだとか。成長のステージに応じて遊べる内容が増えていくので、長く一緒に遊べる存在になりそうです。
筆者も実際にタマゴをなでて孵(ふ)化を体験してみましたが、タマゴの内側からクチバシでつついて殻を割る動作は新鮮で、生まれてきたウーモには強い愛着がわきそうに思いました。ペットおもちゃには数多くの種類がありますが、それらは“既に生まれた”ものばかり。一度きりのタマゴから生まれる過程を体感できるのは、子供たちにも貴重な体験になるのではないかと思います。
今年のクリスマスシーズン、全世界規模で注目商品になりそうな『うまれて!ウーモ』。10月7日に発売し、希望小売価格は8800円(税別)です。
うまれて!ウーモ 遊び方紹介(YouTube)
https://youtu.be/fwt0bdQyPPo
商品情報|うまれて!ウーモ|タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/products/woomo/
コメント
コメントを書く