お題:HoneyWorks「告白ライバル宣言」
「恋に落ちたのはあなたのせいです…」
そんなに見つめて言われたらなんと言葉を返したらいいか分からない。確かなのは…
「好きだ」っていう気持ち…。初めて男の子だねって言われた。
そこで、僕は恋に落ちた。
一目ぼれだったのだよ。
男として見られるように苦手な美容院に行ってみたよ…
7年連れ添ったメガネさんとも今日でお別れ。
慣れないコンタクトに挑戦して君にふさわしい人になりたかったんだ…。
でも、コンタクト店員にすすめられたイルミネートは彼女からのうけが良くない模様…
やっぱり君は彼のことを見ているんだね…。
でもそんな事分かった上で君に近づきたいんだ。
君が見つめているのは僕じゃないけど、君と同じように僕も君を見つめているんだ。
何事も挑戦してみなければ分からないとはいうけれど、そんなことはザレゴトだ。
そう、ただのザレゴトなんだ…ただの、それでも僕の心は君でいっぱいなんだ…
うう…苦しい。今は夜だけど君のところにLINEをしてしまおうか…よし。
15分経った。携帯が震えた瞬間、ホーム画面を見たら、―今日彼と手つないだ―。
一瞬目の前が真っ白になった。本当に君は僕を苦しませる。震えた手で返事を返す。
すると2分たたずすぐに返信が返ってきた。「ありがとう!こゆきくん、いつも…
テンキュー。キールウェイズテンキュー。」僕は家を出た。
走る。走る。涙で前が見えない……
あまたの愛の歌に、せっつかれているのかもしれない。
お前のせいで俺はこんな目に…。
涙とともに、君への思いがこぼれおちてゆく。僕はどうしたらいいのだろう。
そうだ!!
君が与えてくれた力と勇気と悲しさ、楽しさが、今の僕を支えてる。ありがとう。
心の底からありがとう。心が枯れるまで叫ぶよ――。僕は海まできていた。
気付けば夕方になっていて日を見るとまぶしかった。なんて綺麗なサンセット。
海を裂くように飛び出した。立ち止まっていては輝けない。僕は僕を、今、超える!!
だから…、だから僕にもチャンスを…。もう、こんな思いはしたくないから…。
君の笑顔に何度救われたことだろう…。
この際、体重は関係ない。大事なのはハートDAZE!!!
そのころ、地球に近づきつつある宇宙船の船長が、口を開けた。
「私の娘は元気にしているだろうか…」宇宙船が地球に辿り着く。
地球は青かった。君と好きな人が共にいる姿を眺める僕の涙もまた、青かった。
この青は悲しみの青じゃない。この地球と同じ希望の青なんだ。
君をずっと見続けた、僕の目の色。それがこぼれてしまっただけ。
ふと現実に戻る、君が大好きだ。彼みたいにはなれないけど君が笑顔ならそれでいい。
しかしそれでもオレは、きみがすきだ。だからオレは、彼よりも君の手を先にとる。
僕は伝えたい事がある。君の元へ走り出した。本当に伝えなければならない僕の心を。
そして二年後二人はゴールインをして子宝にも恵まれるはず…
以上、本日書いて頂いたリレー小説になります。
昨日今日の超会議にて本当に沢山のユーザーの皆さんに書き込み頂きました。
有難うございました!!
最後まで結末がどうなるかわからないゲームでしたが、
お楽しみいただけましたでしょうか。
沢山の皆さんに物語をつないで頂いて素晴らしいものになりました。
また機会がありましたら是非ご参加くださいませ!
この度、お題にご協力くださった、ハチ様、HoneyWorks様誠に有難うございました。
またお会いしましょう!
リレー小説担当
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