蒼炎 のコメント

「法律を変えようとする動きなら正しいが、前例から決定された判決に異議申し立てするのは遺族の我儘」というコメントがあるが、判決の前例は法律と同じ働きをするから判決を覆して前例をつくろうとする行為は法律を変える行為と同じです。言葉を変えただけでどちらも同じことを言っている。

森と勝間和代の死刑制度に反対する放送の目的とはなんだったのか。
たくさんあるコメントの中から「遺族の気持ちを考えろ」という感情論に注目し、「本当に気持ちを共有しているのか?その言葉は不遜だ」と返してしまうと「遺族の気持ち」についての言葉遊びに脱線という形となっている。
本来の目的は死刑廃止の考えを納得させて広めることにあったのではないか?これでは挑発だったかのように見える。言葉遊びで勝ったほうが正義になるのならなんでも正義になれる。

この国は法治国家。基本法律は人が正しく生きられるようにと作られたもの。現状では死刑は認められている。法治国家において法を支持するのは至って自然なことだ。だからこそ自分の正義と異なる新法は通さない働きがでる。死刑廃止も新法と同じ。だから死刑廃止を実現させるには民主主義において支持されることが重要。その点、この記事は「遺族の気持ち」という言葉についての討論重視。ここまで敵意むき出しの記事はむしろ死刑廃止を妨げていないか?

No.113 148ヶ月前

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