ノマドワーカーという生き方

 昨日、読者が1000人増えるごとに利益還元企画をやるよ!とぶちあげたわけですが、合宿とかもいいなーとふと思いました。やっぱり温泉かなあ。いいよな、温泉。そのうち合同講演会もやる予定だし、今年は無理でも来年以降、色々なイベントを実行できるかもしれません。

 まあ、いまの時点ではただの思いつきですが、口に出していると思いつきも実現したりするものなんですよ。いつか温泉合宿オフをやることになったら、ぜひご参加くださいね。

 さて、いままで「忙しい」という言葉とはあまり縁がなかったぼくの人生ですが、この頃になってようやく「忙しいとはこういうことだったのか!」と理解できるくらいには忙しくなって来ました。

 まあ、ほんとうに忙しいひとから見れば「この程度でどこが?」というレベルだとは思いますが、毎日一定以上読書しようとか、更新しようとするとやはり必然的に時間が足りなくなって来るわけで、タイムマネジメントの必要性を痛切に感じています。

 まずは家族とテレビ見ている時間を削るべきだよなー。なんら人生の生産性に寄与していないもんなー。まあ、あれはあれで家族とのコミュニケーションの時間だともいえるわけだけれど。あと、こういう冴えない文章を書いている時間も無駄といえば無駄かもしれませんが……。ブログのクオリティを上げることも課題。

 で、そこで参考になるのが立花岳志『ノマドワーカーという生き方』。いままで何度となく読み返してきた本です。著者はブログ「No Second Life」を運営し、プロブロガーを自認する人物で、ほかにも『iPhoneダイエット』などの著書があります。

 有名ブロガーが本を出すのは特にめずらしくもなくなったご時勢ですが、かれの本は「どのようにしてブログを有名にしたか?」「どうやって運営しているのか?」そのすべてを赤裸々に公開してあるという点でバリューが高い。

 自己啓発系の話にはついていけないものを感じないこともないのだけれど、それでも全体的に内容は示唆に富んでいる。これからブロガーをやっていこうというひとには必読の一冊といっても過言ではないでしょう。

 興味深いのはやはりPhoneを初めとする最新のデジタル・ガジェットを使って生活を管理しているところ。それは睡眠、食事から、体重、仕事(ブログの更新)、イベントの運営、コミュニケーション、家族とのやり取りなど、人生のあらゆる側面に及びます。

 これらのデジタルガジェットなしでは著者の生活そのものが成り立たないといっても過言ではないでしょう。その徹底したライフデザインは非常に参考になりますね。