なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門

 あー、朝ですねー。一日休んでヒットポイントが回復したことでもあるし、仕方ないから記事を書くとしましょう。

 このチャンネルの会員数が最近、飛躍的に増えていることは既にべつの記事で書きましたが、いやー、我ながらよくやっていると思います。まさにヒマ人でなければできないことです。お前、どんだけ暇を持て余しているんだと思われる方もいらっしゃるでしょう。

 まさに、ここ数日はほかの仕事も作業もすべてストップして、このブログに集中しています。それだけの価値があると思うからです。お金が稼げるから? もちろん、それもあります。お金のために仕事をするということは実に健全なことです。その点に関して、ぼくには何ら後ろめたさはありません。

 しかし、それでけでもありません。時代の最前線を走ることの歓びが大きい。こと「文章のマネタイズ(金銭可)」という問題に関して、ぼくはいま、日本の最前線を走っているという実感があります。

 もちろん、同じテーマで遥か先を行っているひとはたくさんいる。津田大介さんとかね。でも、かれらはやはりプロであり、しかも組織とメディアを活用しながらマネタイズすることができる立場のひとです。

 それに対して、ぼくは徹底的にアマチュアでしかない。ブロガーとしてもそこまで有名というわけではありません。それがただ自らの筆力とひとを集める技術だけを頼りにどこまで行けるか、これはなかなか燃える挑戦ですよね。

 ぼくは普段、ただ、だらだらといいかげんなことを書いているように見えるかもしれないけれど、実は水面下ではそれはもう色々な試行錯誤を行なっていたりします。ああでもない、こうでもないと悩んでは、チャレンジを繰り返しているのです。

 いまはその成果がうまく出ているように見えるけれど、どうなのかな、いつまで続くかははっきりわかりません。ただ、こういうことを書くと何を傲慢なことをと思われるかもしれないけれど、いま、ぼくがマネタイズの方法論を確立しておくことの意味は小さくないんじゃないかと思うんですよ。

 ぼくがここでやり方を確立しておけば、後からやって来るひとたちが参考にすることができるでしょう。また、「やればできる」ということがわかっているだけでも、挑戦は楽になるに違いありません。そういう意味では、ぼくがやっていることは無価値ではないと思います。

 一アマチュアブロガーが、ただ自分の実力だけを頼りに、どこまでプロフェッショナルたちに拮抗することができるのか、その答えはまだだれも知りません。日本中のだれにとっても未知の領域なのです。

 こういう、日本のフロントラインを手さぐりで進む作業は何ものにも代えがたい面白さがあります。だれも答えを知らない問題をひとり、自分の頭で解き明かしていく歓び。こたえられないですね。

 いま、「ネットで文章をお金にする」ための方法論というと、Kindleを初めとする電子書籍がまず浮かぶでしょう。しかし、電子書籍ビジネスはまだ海のものとも山のものともつかない状況です。まだまったく開拓が進んでいないフロンティアなのです。

 それに比べ、メルマガビジネスはすでに複数の成功者が出ており、やり方次第ではうまくいく可能性を秘めたビジネスであることがあきらかとなっています。とはいえ、無名のアマチュアとなると話はべつ。一般に名前が知れ渡っていないシロウトが成功を掴むための方法論は、まだほとんどできあがっていないといっていいでしょう。ぼくはそれを作り上げたいのです。