弱いなら弱いままで。

プロという肩書きの失効。プロアマが混ざり合った時代を生きる。(1912文字)

2012/11/26 06:20 投稿

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ライトノベルのイラストレーターになる!

 Twitterで小学3年生の女の子が描いたという緻密な絵を見た。

https://twitter.com/shin__toto/status/272311978163326976/photo/1

 素晴らしい才能だと思う。ちょっと『ディスコミュニケーション』の頃の植芝理一を思わせる。ぼくはあの頃の植芝さんのいたってエンターテインメント性のない作風が好きなんですよね。

 それにしても、この子は今後、どういう方向に才能をのばしていけばいいのだろう。漫画家か、それともイラストレーターか、と考えて、自分の発想がいかにも貧しいものであることに気づいた。何もプロフェッショナルな方向に進むだけが「道」ではないだろう。ほかの仕事で生計を支えて趣味として絵を描いていく方向性もありえる。

 そのような生き方は従来は「プロになれなかった」人間の道と考えられていたかもしれない。しかし、インターネットを通して作品を発表することが容易になった今日の「アマチュア」は、ネットがない頃の「アマチュア」とは違う。もはやプロとアマのあいだにあるものは作品がお金になるかならないかという程度の差であるように過ぎないように思われる。

 もちろん、それこそが大きな差ではある。昨日の記事でも書いた通り、ぼくはお金をもらえることを目ざすことを悪いことだとは思わないので、才能があるひとはどんどんお金をもらえる方向性を目ざしてほしいものだと思う。

 しかし、同時にお金をもらえるかどうかで「プロ」「アマチュア」を分ける括りが少々古くさく見えることも事実。いまの時代にはお金をもらっていないだけでプロ並みの技術を持ち、また広く作品を支持されているひとが大勢いる。

 そういうひとは従来はせいぜい同人誌などで細々と作品を発表しつづけるくらいしか道がなかったかもしれないが、先述の通り、いまはネットがある。「アマチュア」の作品であってもひとたびネットに上げれば何万というひとの目にふれることがあることは御存知の通りだ。

 抜きん出た才能であればそこから話題になり仕事に繋がっていくということもあるだろうが、仮にそうならなかったとしても「表現欲」とでもいうべきものは果たせる。じっさい、そのような理由で無数の「アマチュア」イラストレーターがネットに華麗なイラストを公開している。

 

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