正常な人間が異常な人間を見て、「あいつは頭がおかしい」と笑う。
でも、そうやって異常者と笑われた人間からすれば、正常とされている人間の頭の方がおかしいように見える。
何が正常で何が異常かは、結局、社会の中で、多数派が正常と認めているか、そうでないかの違いしかないのでは？
血液型性格分析のような、とんでも科学に当たるものでも、大勢の人間が信じて共有すれば、まるで本物のように扱われるし、今でもそれを心底信じてる人は少なくない。
何かが科学的、または歴史的に「正しい」or「間違っている」と唱えても、それが多数意見になるまでは、少数意見は無視されるか、最悪、異常扱いされて排除されると思う。