さて、そういうわけで、きのうの記事の続きです。「家族2.0」の話。

 いやまあ、それほど大げさなアイディアではないのですが、ようするにこれからの「家族」は「血縁」に限られないはずだということです。

 「小説家になろう」などを見ていてもわかるのですが、ひとが幸せになるための条件をゼロベースで考えていくと、どこかで「家族」という概念が出てきます。

 これは現代の心理学の知見にも合致したもので、やっぱり人間にとって家族の存在は大きいわけです。

 そう、むろんひとり孤高を保つ人はいるにせよ、人が孤独から逃れ豊かな人生を生きるためにはどうしたって「家族」が必要な側面がある。

 でも、いまの時代、その「家族」とはいわゆる「近代的家族」に捉われる必要はないということです。自分で好きな人と好きなようにファミリーを築いていけばいい。「血縁」、あるいは「恋愛感情」は必ずしもそこで必須だとは思いません。

 ぼ