さらに続きです。

18.決して人を殺さない盗賊団が、殺人鬼で構成された衛兵隊と対決する。

 これは、悪くないのではないか。「ダーク」だし、「独創性」も「皮肉」も「イメージの広がり」もあると思う。そしてまた、ここから『雲霧仁左衛門』を連想する人はほとんどいないでしょう。

 ただ、敵を「殺人鬼」に絞ってしまうと「イメージの広がり」が狭まってしまう気がします。だから、

19.決して人を殺さない怪盗団が、殺人鬼など重犯罪者で構成された衛兵隊と対決する。

 としておくのが妥当かな、と。もう少しいじれるかな。

20.決して人を殺さない盗賊集団〈黒猫団〉が重犯罪者で構成された〈猟犬隊〉と対決する。

 うん? 「猫」と「猟犬」のイメージを入れてみたのですが、良くなったのか悪くなったのかいまひとつよくわからないですね。良くなったような気もするのですが……。

 どうもぼくはネーミングセンスがない