●【声優クトゥルフ卓】「冥界のカケラ」の見どころ!
 双六の世界で死んだ探索者たちの魂は、人と異なる因果の流れに乗り、本来なら流れることのない冥府へと行き着く。
 肉体は現世に、しかし魂だけが死んだ探索者。
 そんな何も無い冥府で、記憶を失い館から出ることが出来なくなった男と出会うこととなります。
 男は「探索者の体と魂はまだ完全に離れているわけではない(完全に死んではいない)。
 もしも私の力が戻ればあなたたちの力になれる……かもしれません。」と言うが……あやふやな言葉は男に残された少ない記憶のカケラを寄せ集めて思考した末の結論である。
 
 シナリオ『冥界のカケラ』では、仮にも死を迎えた探索者たちのため、肉体はありません。
 代わりにスタート時、全員のSANcが30での統一スタートとなります。
 このSANcが正気度であり、HPでもあります。
 SANcが30の中、探索者達はどう行動していくのか、PLの個性が出ると面白いな思っています。
 
 前回全ロストしたので……今回は復活シナリオです!!
 
 こんな感じの世界を舞台に、記憶と感情を取り戻すたびにでる探索者たち。
 はたして復活を遂げることができるのでしょうか??
(文:加古将基)


 
■C.V.桃河 りか
大川 麦(おおかわ・むぎ)

31c4f037aa011e5073de6f6e15ba3c005b4b8e37

ヴァイオリニスト。29歳。


 数々の賞を総ナメした天才。真面目を絵に描いたような人間だったが、成人を迎え、コンサートの打ち上げでビールを口にした瞬間ビールの虜になる。

 最近は水の代わりにビールを飲む生活。常にほろ酔い。ビールが無いと不安。

 ビールが好きすぎてビールを使った料理本を出版するなど多彩な才能を発揮。酔いどれヴァイオリニストとしてバラエティ番組にも出演中。

 ビールを飲みながら聴ける「酔いどれヴァイオリニストのコンサート」はテレビで特集されたこともあり、チケットは即日完売する人気ぶり。ヴァイオリニストも酔いどれゆえ、開演と終演の時間が守られることは少ない。


 音楽のヒーリング効果は海洋生物にも有効なのか?とかいう真面目なちゃんとした研究のため深海海洋研究所に召集されたが、本人は言われるがままヴァイオリンを弾いているだけなので、研究の内容はあまり理解していない。

 酵母など菌類を使った研究をしている人がいるので誰よりも早く新しいビールが飲めるよ、とスカウトされほいほいやってきたので、その研究者を見つけて仲良くなりたいと思っている。

02dffe650ab07a6f15c113f3699863d43a5d9871 
※画像クリックで拡大されます。 


■C.V.高杉 薫
米坂 甘露(よねさか・かんろ)
0efc69e1010cb5755100f3d34b7f0110c374ac1b

大学教授。27歳。

 東京環境科学発酵研究所カモシカラボにて菌の研究、特に麹菌と酵母菌の研究をしている。

タートルネックのニットの上に白衣をよく着ている。

 常に困り眉。

 極度の人見知りで人と話すのが苦手。

 シャーレで培養している菌たちによく話しかけている。

30e16eaf6cf96f5e2e7b76315bbd6f54744937ae

※画像クリックで拡大されます。 


■C.V.柳原 利香
東東京 (ひがしとうきょう・なな)
7a4601f9419c7f7f0b91a6eb3497077a07822d00

海獣研修医。26歳。


 とにかくグイグイくる。

 人との距離感が若干おかしい。

 いつもニコニコ笑ってる。

 海の生物大好き人間。お魚を見るのが生き甲斐であり、幸せ。深海魚は彼女にとってアイドル。

 研修医でありながらも、優秀な頭脳、行動力のある人柄を買われて深海海洋研究所に勤める成魚。

 疑問に思ったことは、納得するまで調べないと気がすまない質。

 好きなお寿司はマダイ。 

21263da5482f0a531ce8bf5e9ecd7e4f45ca4208
※画像クリックで拡大されます。 
 
イラスト:あきたなお