就業後、空港へ直行。休暇がなかなか取れないオトナ世代の旅スタイルとして、すっかり定着した感がありますが、今春就航した大韓航空の成田―ホノルル便も成田発21時20分と、働く女性たちにうれしいフライトスケジュールです。帰りはホノルル発11時10分、成田着15時20分。朝食をゆっくり食べてからホテルを出発。帰国は午後早めなので、ハワイの余韻に浸りながら、のんびり翌日からの仕事に備えることができます。

上／モダンな雰囲気のラウンジで、出発までしばしまったり。下／就航記念式典では抽選会も行われ、座席番号が読み上げられるたびに、あちこちから歓声が。

大韓航空の機内食は美味しい。そんな噂をよく耳にしますが、確かに美味しい！ 和、洋、韓国料理から選べるエコノミークラスの夕食は、乗客の8割強がオーダーしているのでは？ と思うほど韓国料理が大人気。みんなのお目当てビビンパは、チューブ状のコチュジャンで自分好みの辛さに調節できるうえ、ゴマ油もついているという本格ぶり。機内でシャキシャキした食感のものを食べられるのは、うれしいもの。人気なのも納得です。ビビンパもさることながら、左上のきゅうりのキムチも美味でした。

機内のエンターテインメントは、日本未公開の新作韓国映画やK-POPももちろん楽しめます。韓国エンタメ好きは約6時間半のフライトなんて、あっという間かもしれません。

プレステージクラスは全18席。前菜からデザートまで順番に提供されるフルコースの食事は、ゆっくり味わいながらいただけるのも魅力。メインは、エコノミー同様、和、洋、韓国料理から選べる。

プレステージクラスは、フルフラットシートを採用。全身を伸ばして眠れる快適さは、想像以上です。一度体験してしまうと、エコノミークラスには戻れないかもしれないくらいに......。座席だけでなく、食事やアメニティなどサービス面ももちろんスペシャル。疲れがなかなか取れなくなってくるオトナ世代。飛行機を降りた後、疲労感が全くないことを思えば、アップグレードは決して贅沢ではない、はずです。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
全7回でお届けした短期集中ハワイ連載、いかがでしたでしょうか。今行くべき、最新ショッピング＆グルメスポットの紹介ではなく、ハワイアンカルチャーという若干マニアック（！？）なテーマでしたが、ハワイの本質に触れることができるので、旅行の予定がある人も、まだ妄想段階の人も、ぜひ訪れてみてください。もっとハワイが好きになること間違いなしです。最後に。マノアとホノルル美術館は、時間をたっぷりとって行くことをオススメします。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

【大韓航空】

取材協力／ハワイ州観光局

vol.6 "これぞハワイ！"な、エンターテインメントホテルにステイ＞＞

（撮影＆取材／編集部・山崎）