ちょっと「不潔そう」と思いがちですが、実際、不適切に髪を洗い過ぎると頭皮に必要な皮脂が取り除かれてしまい、髪が脂っぽくなったり縮れやすくなったりしてしまうことも。また頭皮が乾燥しフケの原因にもなってしまいます。
そのためセレブをはじめとしたアメリカやヨーロッパの女性は、洗髪を2~3日に1回程度に抑え、ドライシャンプーを使うことが一般的です。ドライシャンプーは水を使う必要がなく、使うだけで余分な皮脂を吸収しつつ、良い香りとボリュームを与えてくれるもの。
なかでもこのドライシャンプー愛用者が世界で最も多いといわれる英国では、デイリー・メール紙 の電子版「Mail Online」で、実際に2週間ドライシャンプーだけで過ごしたという女性の体験記事を紹介。「ニオイが気になる」のが欠点ではあるものの、2週間後はじめてシャンプーをした後の髪は「とても柔らかくて、輝きがある」ものになったと伝えています。
そこで屋内で過ごした時やニオイが気にならない時は、思い切ってドライシャンプーに変えてみてはいかがでしょうか? ひとくちにドライシャンプーといっても、指先でマッサージする粉末タイプの「ラッシュ ドライミー!」やスプレータイプの「SHISEIDO フレッシィドライシャンプー」、そして「コーセーコスメポート フレッシュケア ドライ シャンプーシート」のシートタイプなど種類も様々。またドライシャンプーは、シャンプーとの切り替えにはもちろんのこと、ジムで汗を流した後やアウトドアに出かけた際など、色々なシーンでも活躍してくれます。
「でもやっぱり毎日髪を洗いたい」という人は、以下のポイントに注意をしてできるだけ皮脂の取り過ぎを防ぎましょう。
(1)髪を洗う前に、ブラッシングを行う
(2)シャンプー前に、お湯で髪を洗う
(3)シャンプーをきちんと泡立ててから髪につける
(4)軽いタッチで、手短に済ます
(5)きちんと洗い流す
シャンプーも洗顔のように、たっぷりの泡で優しく洗ってあげるのがコツです。洗い方を改めつつ、ドライシャンプーを試して、サラツヤの輝く髪を手に入れましょう!
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(文/ピーリング麻里子)