2021年1月、韓国出身の映画監督・作家であるイギル・ボラのエッセイ『きらめく拍手の音 手で話す人々とともに生きる』(リトルモア)の翻訳出版を記念して、作家の温又柔(おん・ゆうじゅう)とのトークイベント「私の言語を探して―手話と音声言語、中国語と台湾語と日本語の間に生きる―」が開催された。
唇の代わりに手で話す「ろう者」の両親のもとに生まれ育ったイギル・ボラは、聴者として幼い頃から両親の「通訳」を...
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