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年齢に合った「美しさ」を楽しめる、そんな情報を発信していきたい!/美容ジャーナリスト 上田祥子さん【後編】

2013/03/25 19:07 投稿

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美容ジャーナリスト 上田祥子さん


【前編はこちら】


■"夢中"だから自信をもって人にすすめられるし、仕事につながる


上田さんが日本に帰国したちょうどそのころ、日本ではドラマ『冬のソナタ』が大ヒット。韓国が一気に脚光を浴び、多くの出版社が韓国に詳しいライターを探していた


「アメリカ在住3年間のブランクがあったので、ライターの仕事は続けられないかもしれない。そう思っていたので、韓国取材は願ってもいないチャンス。遊学期間中、カメラマンの友だちもできたので "できます! やります!"と手を上げました。始めたばかりのころは、韓流スター絡みの取材が多かったのですが、徐々に美容取材のニーズも増えてきたので、企画を持ち込んで美容に強いことをアピールしました。


好きなことには人並以上に夢中になってしまう性質で。プロ野球が好きだったころは、選手名鑑を熟読しすぎて愛車まで言えましたから(笑)。韓国も同じ。食とコスメにハマった瞬間から、お金がそこに消えていきました。でも、夢中になっているから、いいと思ったものは自信を持って人にいいと伝えられるし、それが仕事につながってきたんだと思います」


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オトナ世代におすすめのコスメ
韓国コスメ
写真右/「韓国でレチノール製品といったら『アイオペ』。シワ対策に効果てきめん」
写真右から3番目上/「今春日本に上陸した『チャウム』のエッセンスは、幹細胞の研究が盛んなチャ病院がプロデュースしている幹細胞の培養エキス入り」
写真右から3番目下/「みつばちの毒が入った『a.c.care』のクリームは、コラーゲンの生成を高めてくれます」

日本コスメ
写真右から2番目/「『大髙酵素』の化粧水は肌が活性化するので、ブースターとして使っています」

タイコスメ
写真左/「タイのコスメはボディケアものが秀逸。香りのセンスがすごくいいんです。この『ハーン』のボディオイルは、ジャスミンの香りにうっとりしますよ」


■年齢を重ねたからこそ醸し出せる"美しさ"を楽しんでいきたい!


現在は韓国だけでなく、タイや香港の美容情報も発信している上田さん。


今、いちばん注目しているのはタイ。ビーチリゾート以外にも魅力がたくさんあります。例えば、マッサージ。マンダリンオリエンタルで全身トリートメントを受けても、12,000円くらい。ホテルで受ける施術でこの価格は、お値打ちです。


タイは40代女性にも面白い国だと思うんですよ。バブルが目の前で弾けて、私たちも! と思ったら恩恵はなかったわけじゃないですか(笑)。でも、ちょっと贅沢したいとか、多少のブランド志向はまだ残っている世代だと思うんです。私自身がこのコストで心身ともに満たされるのだから、他の人もきっと幸せな気持ちになれると思ったんですよね。


バンコクの中心を流れるチャオプラヤー川を眺めながら、昼間からシャンパンを飲んでもそんなに高くないわけです。そういう優雅な時間を適正価格で楽しめることが大事なんです。


高いお金を出せば何でも手に入るけれど、適正価格であればリピートできる心身ともに満たされていることが、本当の意味での美容だと思うんですよね。だから30代はもちろんですが40代、50代に向けても、タイの美容情報を発信していきたいんです」


そして、「今まで得た知識と体験してきたことを、プロデュースという形で伝えていきたい」とも。テレビをはじめ、発信の場を増やしていきたいと意欲的。


「欲しいけれどなかったものをプロデュースしていけたらいいな、と思っています。そのために今、テレビの出演を増やしているところです。"あの人、見たことある"と関心を持ってもらえるきっかけは、やっぱりテレビの力が絶大。メディアに出て目立ちたいわけではなくて、いいものを伝えていく力がもっと強くなると思うのです」


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上田さんプロデュースの韓方ハーブティ『すらっと減茶(7包入り 840円、30包入り 2,940円)。「韓国の『オムニハーブ』社からお声をかけていただき、むくみケアができるお茶を作りました。みかんの皮、ハスの葉、ハトムギ、なつめ、トウモロコシのひげ、私が配合したかったものがすべて入っている自信作です」


最後に、「その歳ならではの魅力って絶対あると思います」と上田さん。


「エイジングケアを否定するつもりは全くないですし、もちろん太りすぎもよくない。でも、年齢にあった肌や体型の美しさってあると思うんです。若いときと同じ肌、体型を求めていろいろやりすぎたところで、果たして今の自分に合うものなのか? と。それよりも、加齢を楽しみながら美しくみせようという気持ちが重要な気がします。自分の年齢や立ち位置を一歩引いてみる客観力をキープしながら、40代を楽しみたいですよね」


(撮影/フルフォード海、取材・文/編集部・山崎)

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