活動的になる季節、春がやってきました! 心がウキウキする反面、体内では肝臓や自律神経の働きが活発になり、イライラ、眩暈などの症状が出やすくなる時季でもあります。また、冬の名残で抵抗力が落ち、体調を崩すこともあるのだそう。
そんな季節の変わり目こそ"旬の食材"を取り入れて、おいしく健康に乗り切りたいところ。「太陽笑顔fufufu..net」に、ホームパーティーにもオススメな春の薬膳レシピが載っていましたのでご紹介します。
イライラ、眩暈、生理不順に効果的!
セロリを使ったちらし寿司(467kcal)
[材料](4人分)
米...2カップ、酒...小さじ1、昆布...5cm、セロリ...2本、アスパラガス...1束、白炒り胡麻...9g、しらす干し...20g、生ハム...8枚、クレソン...適宜、柚子皮...適量
(A)【合わせ酢】
酢(柚子汁と合わせる)...大さじ1、甜菜糖...小さじ1、塩...小さじ1/4
(B)【ドレッシング】
サラダ油...大さじ2、酢...小さじ2、塩...少々、こしょう...少々
[作り方]
1. 洗った米を酒と一緒に炊飯器に入れ、水を水分量より少なめ(酢飯用の水分量)に合わせ、昆布をのせて炊く。炊き上がったら昆布を取り、(A)を入れてさっくり混ぜ、粗熱を取る。2. セロリは3cm長さの千切りにし、(B)を少しかける。アスパラガスは塩茹でし、穂先を4cmほど残してあとは小口切りにする。
3. 1に白炒り胡麻としらす干し、2で小口切りにしたアスパラガスの軸、水気を切った2のセロリを混ぜ、寿司飯を作る。
4. 生ハムは1.5cm幅、クレソンは2~3cmの長さに切る。
5. 器に3を盛り付け、2のアスパラガスの穂先、4の生ハム・クレソンを飾り、千切りにした柚子皮を散らす。
調理ポイントは、寿司飯が冷めてから、しらす干しを加えること。しらす干しは生ものなので、温かいうちに入れてしまうと、傷んでしまうので注意が必要です。
肝機能を改善する蛤。もずくと合わせれば代謝促進!
はまぐりともずくのすまし汁(45kcal)
[材料](4人分)
はまぐり...4ヶ、もずく...100g、三つ葉...1/4束、柚子皮...適量
(A)
だし汁(かつお・昆布)とはまぐりの酒蒸し汁...800cc、塩...小さじ1/2、薄口醤油...大さじ1、酒...大さじ1、みりん...小さじ1弱
[作り方]
1. 新鮮なはまぐりを用意し、しっかり洗っておく。もずくは洗って食べやすい大きさに切る。三つ葉は2~3cm長さに切る。
2. 鍋に1のはまぐりと酒適量(材料外)を入れて酒蒸しにし、口が開いたらザルにあげて、汁と分けておく。
3. 鍋に(A)とはまぐりの酒蒸し汁を入れて煮立て、1のもずくを入れる。
4. 椀に2のはまぐりを入れ、熱々の3を注ぎ入れたのち、三つ葉と千切りにした柚子皮をのせる。
調理ポイントは、はまぐりの酒蒸し汁は塩分が多いので、最後に味を調えること。
春は、唐辛子などの辛味のあるものや、たらこやウニなどの高コレステロールの魚介類などは避け、新キャベツ、菜の花、あさりなど体のエネルギーを補う食材や、肝臓や筋肉などの働きを助ける食材がオススメなのだそう。
「太陽笑顔fufufu..net」には、この他にも「春菊と炙りささみのサラダ」や「春野菜の酢豚」など低カロリーで旬の食材を使ったレシピが載っていますので、ぜひこちらも覗いてみて下さいね。
photo by Thinkstock/Getty Images
(文/編集部・寺田)
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