1) 午後2時30分から「新倉タケオの世界」出演(これに、DyyPRIDEとHI-spec、そしてユーキ・ナガヌマ会長が観に来る)
2) その後、会長、会長のお母様(長沼の奥さん)と一緒に、新事務所の家具を買いに行き、バスキンロビンズ(所謂31)のイートインで会長と会食
3) 新事務所で仮眠をとってから、歌舞伎町の寿司屋でDyyPRIDE&HI-specと寿司喰って久保田飲んで
4) マリアさんの傑作「デトックス」のリリース記念パフォーマンスを青山のアトランティス(こーれが新事務所からワンメーターなのね)に観に行く
ちゅうのはガッツリし過ぎですかね。「タケオの世界」から丁度12時間後がマリアさん(と、OMSとJUMA)のステージでした。50の身には結構クルぜー(笑)。
新倉氏との共演は9年越しというか、最初にドゥドゥのステージで新倉氏のパフォーマンスを見てヤラれたのが2006年なので、逆に言うと、まさか共演する日が来るとはなあ、という感慨で一杯ですが、何せお母様主催の公民館ライブ(要するにPA無し、総て手作り)なので、大きくて奇麗な音が出せず、そこはまあしょうがない感じでしたが(実際は、エレクトロ・パーカションを爆音で鳴らして、新倉氏のサバールとトライバルのヤバいのがやりたかったんですが)、派手な座長的パフォーマンスが得意な新倉氏のミニマルで渋い側面が出て(座長パフォーマンスも出まくりでしたが・笑)、大変良かったと思います。ダウンの人々は(この言葉嫌いですが)健常者よりも老いが早く、新倉氏まだ20代ですが既に同年輩の風格があり、これからどんどん枯れて行くのだろうなあ、楽しみだなあ。と思います。とはいえ、新倉氏の座長ぶりは構造上しかたがないにしても、ワタシとしては氏を特別扱いせず、1パーカッション奏者として考えたいですよね。「ダウン症の子を持つ不敬の天使」という役は役として。今後もあると思います。それにはコッチから呼ぶ。というのが理想的でしょう。
バスキンロビンズは、それこそバブルの頃しか行っていなかったので、実に30年ぶりというか、感無量ですね。30年も立ったんだからフレーヴァーがもう50とか1000とかじゃ利かねえだろうなあ、と思っていたらかたくなに31フレーヴァーなので驚きました。30年前と変わらず「ナッツ・トゥ・ユー」が一番好きでしたが、こうしたものに30年の歴史を掴む日が来るとはねえ。
深夜の部の写真は余り説明したくないは無いですね。ご覧になって判断頂きたいと思うばかりです。因に、ですが、写っているのは、DeePRIDE、HI-spec、マリアさんとJUMAのステージ以外に、OMS、USOWA、ZAI、新加入のRIKI(タンザニアと日本のミックスで、日本語、英語、スワヒリ語が喋れる。既に町田でのプレデビューを観ているんですが、シリアス貴重のSIMI LABの中で、JUMA、USOWAと並びパーティーラップ、プレジュアスタイルが得意な孫悟空くんであります)、とSIMI LABフル出場、他はゴーゴーダンサーのお二人(先日のピレキーニョ/ギャラクティカプッシーズの皆さんと同じ職業です)と、ジャパニーズアンダーグラウンドのプレジュアサイドを愛するクラスタの皆さんで、女性も男性も全員狂った様にセクシーなのですが、まったくエロくない。ヘルシーとグルーヴでいっぱいです。バスキンロビンズのアイスクリーム、寿司とハイボールと純米吟醸、テキーラのショットを連続でやったらなかなか面白い感じになりました。それではまた明日。
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ビュロ菊だより
菊地成孔
月額:¥880 (税込)
コメント
うおー 今日も配信にですか(=゚ω゚)ノ
これまた関係ありませんが、6ヶ月の愛人関係の間にシュザンヌに300通のラブレターを贈った27歳のサティに思いを馳せながら、「山本太郎当確」という速報を 音を消したTVからのテロップで見、 途方に暮れる日曜日のこんな夜ですm(__)m
町田観ました!
ライブって2度と同じ瞬間はないんだと見ながら思いました。
演奏がどうだったかはっきり思い出せませんが、
マリンバとピアノ、ピアノとサックスなどの響きが美しかったことや
新倉さんの座長ぶりがおかしくてよく笑ったことの感触が残っていて、
ライブのことを思うとなんだかいい夢みたな〜という感じがします。
障害ある人と付き合う仕事をしていて2年前同僚から『タケオ』を紹介され、
今回まさかの大好きな菊地さんと共演!
ライブも同僚と見に行き、私にとってもちょっと感慨深い時間でした。
また新倉さんとの演奏観たいです。
今度は爆音なのでしょうか!
新倉さんとの共演、素晴らしかったです!
ライブの、そして音楽の、僕がいままで知らなかった面を知ることができました。
傍観するつもりだったのが、いつのまにか酷使されていた感じでしょうか。それがとても気持ちよかったです。
ライブで行う手拍子が、義理やノリではなく、音楽の一部だと思えたのは今回のライブがはじめてです。
そして最終的に感想を一言にまとめると、ロマンチック、これにつきます。それは間違っても"障がい者の演奏すごいなあ"などという所から生まれるロマンチックさではなく、むしろ、修羅と修羅がぶつかってとんでもない炎が生まれているのだがそれが美しく見えて仕方がないのだ、という感じでした。
もし次回が叶うのでしたら爆音+スタンディングで! 僕は演奏中、踊りたくて仕方がなかったのですから。