菊地成孔(著者) のコメント

菊地成孔 菊地成孔
(著者)

>>2

 スンマセン<すみません「白鯨」はメルビルだと思います!>コレはもちろん、了解しています。了解しています。ちょっとこれ、全て書き上げてから出ないと説明ができないんで笑、とりあえず伏せておいて下さい(すげえ簡単にいうと、あえて誤認識や錯誤を入れて、後書きで全部バラすので笑)というか、秘密にしておいて下さい笑。

 ポルフォーリ説は、江川卓→手塚治虫、と、20世紀の神々が保証してしまい、あろうことか原作者のリンクがNHKのインタビュー(「私のコロンボ」という特番)で、良い湯加減で断言してしまっているので笑、20世紀のミステリオタの定理になっているのですが、私感では絶対に違います笑。というか、上記の流れは「倒叙という形式(江川卓)」「コロンボというキャラ(手塚治虫)」と、本来分別されるべきバイウエイが液状化してしまっているので(江川は、最初に犯罪描写があり、次に法廷描写に移り、エンタメぐらい心理戦がある「罪と罰」を「さながら倒叙式ミステリー、例えば「刑事コロンボ」のような」と言っただけで、ポルフォーリはコロンボだけの原型ではなく、それ言ったら、論破王としてのひろゆきさんとかもみんなポルフォーリになっちゃうんで笑)、一回整理しないといけないです笑。

このことは「倒叙とは何だったのか?」という前書きで否定的に分析するので、原点(ドストエフスキー)に当たってみて下さい。倒叙型ミステリーは図式的に変換されたラブロマンスで、ラブロマンス小説が読みたくとも読めない心性に訴えています。僕はアガサクリスティもハーレクインロマンスの派生だと思っていて、まあまあ、誰でも面白く読める本にしようと必死ですね今は笑
 

 

No.9 1ヶ月前

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