>>9 ついでですから豆知識で。 「レーベル」という言葉は、かなり長きにわたって誤認されている単語です。これはご存知「ラベル」のことですから、洋服における「メゾン(家)」と同じで、正式社名にくっつくことは、基本的には、よっぽどのインディーで、「あえて」くっつける以外、ないです。 ラベルは一番カジュアルに訳せば「印」に近く、有名なインディー「ラフトレード」も「ラフトレードレーベル」とした場合、「ラフトレード印」みたいなことなんですね。正式社名には使わないでしょう。「レーベル」を名乗る音楽制作会社が一番多いのは日本だと思います。僕の会社だって、音源制作セクションは「ビュロー菊地レーベル」であって「ビュロー菊地レコーズ」じゃないですね。外来語がその国独特のニュアンスを持っちゃうのは仕方ないというか、面白いですね。 例えば「ブルーノートレーベル」「インパルスレーベル」という組織はないです。ブルーノートも、インパルスもECMでさえ、正式名には「レコーズ」がくっつきます。 「よくある質問」で「世界の3大レーベルはなんですか?」と言われたら、今だったらユニヴァーサル、ソニー、ワーナー・ブラザースでしょうが、正式名称、調べてみてください。みんなくっついてる言葉が違い、その中に「レーベル」はありません。面白いですよ。
チャンネルに入会
フォロー
ビュロー菊地チャンネル
(著者)
>>9
ついでですから豆知識で。
「レーベル」という言葉は、かなり長きにわたって誤認されている単語です。これはご存知「ラベル」のことですから、洋服における「メゾン(家)」と同じで、正式社名にくっつくことは、基本的には、よっぽどのインディーで、「あえて」くっつける以外、ないです。
ラベルは一番カジュアルに訳せば「印」に近く、有名なインディー「ラフトレード」も「ラフトレードレーベル」とした場合、「ラフトレード印」みたいなことなんですね。正式社名には使わないでしょう。「レーベル」を名乗る音楽制作会社が一番多いのは日本だと思います。僕の会社だって、音源制作セクションは「ビュロー菊地レーベル」であって「ビュロー菊地レコーズ」じゃないですね。外来語がその国独特のニュアンスを持っちゃうのは仕方ないというか、面白いですね。
例えば「ブルーノートレーベル」「インパルスレーベル」という組織はないです。ブルーノートも、インパルスもECMでさえ、正式名には「レコーズ」がくっつきます。
「よくある質問」で「世界の3大レーベルはなんですか?」と言われたら、今だったらユニヴァーサル、ソニー、ワーナー・ブラザースでしょうが、正式名称、調べてみてください。みんなくっついてる言葉が違い、その中に「レーベル」はありません。面白いですよ。