今、スタジオでセイゲン・オノ氏の「COMME DE GARCONS(SACD2枚組)」を聞いている。来週の対談イベントは、僕からではなく、なぜかオノ氏からオファー賜ったものだが、このCDに収められている、オノ氏と川久保玲による、モードと音楽のペアリングは、少なくとも我が国のモード界においては、これを超える事は起こっていないと僕は思う。僕も死ぬまでにいつか残しておきたい仕事の一つだ(もう、モード批評はやっていないので、いつでもショー音楽のオファーは受け入れ態勢でいるが、今の所どのラベルからもオファーがない)。
録音は87年と88年の2年間に行われており、一時期は(キップハンラハン等と同じく)悪友、ぐらいの関係でいたジョン(ゾーン)のサックス、DC/PRGのインパルス盤に参加してくれ、いつでもペペトルメントアスカラールに入りたいと言ってくれたアート(リンゼイ)のギター、以下、ビルフリーゼルや、ラウンジリザーズやマテリアルのメンバー達、つまり、「あの時代のニューヨークシーン」の英雄達の演奏である。ジョンからは、奏法よりも
(僕とジョンのノイズの出し方と、ノイズ以外の楽音とのスイッチングは、僕のそれとは全然違う。シンプルに言ってションは、サキソフォンとジャズを素材だと思っているが、僕はサキソフォンとジャズを愛している)病的な加速と混血性(特にアフリカでも中米でもなく、端的にブラジリアン)への体質的な執着がありーそれは当時のニューヨークでなければ生じ得ない一種のローカリティと時代性を嫌という程纏っている)。
コメント
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>>40
スンマセンちょっと意味がわからな買ったんですが笑、密やかな楽しみがあるのは(特に、エスカレーターに乗っているときに!)良いですね!「ジダンダ」というのはアフリカ語というより、アラブ語圏っぽいですね(「ジンジンダ」だったら西アフリカっぽいけど)。
(著者)
>>41
ヤマト運輸ですからちゃんと届いたと思いますし、ちゃんと選んだので笑、「相性いいかどうか正直博打」というご心配は無用だと思いますよ笑。
(ID:17820903)
>>42
エスカレーターで人とすれ違ったときに聞こえてくる会話の内容と、その時自分が思い浮かべてることはなかなかシンクロしないなということをちょっとおどけて書いたつもりだったんですが、分かりづらかったですね笑すいません!笑
面白そうなんでジダンダとジンジンダを頼りにアラブと西アフリカの世界のぞいてみます!ありがとうございます!