>>30 それは素晴らしい。最近は歌舞伎にもとんと行かなくなっちゃっているので羨ましい限りです。大河内は戦前の丹下左膳が国民的な当たり役ですが、「姿三四郎」と「虎の尾を踏む」は、黒澤が大・大河内を戦後的に蘇生させた好例だと思います。あの弁慶の格好良さは半端ないですね。 戦前はもとより、昭和の40年代ぐらいまで、好事家でなくとも、床屋の親父から、飲み屋の大将から主婦まで、国民は皆、古典芸能へのリテラシーが高かったですね。談志はモダン志向と古典志向に引き裂かれ続けた悩める名人ですが、特にマクラのモダン志向は、僕もわからないところがあったりします笑。 というか、ソシュールの共時性とか言い出さずとも、言語は全てそうなるんですよね。僕も室町時代まで行ったら暗号ですし、僕の文章も、そろそろ現代の若者には危ないな、と思っています笑。
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(著者)
>>30
それは素晴らしい。最近は歌舞伎にもとんと行かなくなっちゃっているので羨ましい限りです。大河内は戦前の丹下左膳が国民的な当たり役ですが、「姿三四郎」と「虎の尾を踏む」は、黒澤が大・大河内を戦後的に蘇生させた好例だと思います。あの弁慶の格好良さは半端ないですね。
戦前はもとより、昭和の40年代ぐらいまで、好事家でなくとも、床屋の親父から、飲み屋の大将から主婦まで、国民は皆、古典芸能へのリテラシーが高かったですね。談志はモダン志向と古典志向に引き裂かれ続けた悩める名人ですが、特にマクラのモダン志向は、僕もわからないところがあったりします笑。
というか、ソシュールの共時性とか言い出さずとも、言語は全てそうなるんですよね。僕も室町時代まで行ったら暗号ですし、僕の文章も、そろそろ現代の若者には危ないな、と思っています笑。