>>20 全ての音楽に完成形は(概念的な意味ではなく、具体的、即物的な意味でも)ありません。なので、製作経過を見せるのはおっしゃる通り、セクシャルな行為ですね。今はもう大流行の「あのお菓子は、工場でこう作られていた!」みたいな動画はエロティックですらありますよね。音楽は管理された工業的過程とは違うので、ご指摘のイマジネーションが大いに働きます。イマジネーションの駆動が、生きる喜びであることも、再びご指摘の通りです。 ゴダールはこのことを、音楽に対しする愛が屈折した者として、非常に陰鬱に意地悪く、しかも政治性まで突っ込んで描きました(「ワンプラスワン」)。僕は、あらゆるバンドは、新曲のリハーサル(完成過程)を見せればいいと思います。これは、僕が知る限り、世界的に有名なクリエーターでやたのはゴダールと「オーケストラリハーサル」のフェリーニだけです。音楽のリハーサルは、映画の「メイキングオブ」とも、お菓子を含む工業製品の製作過程とも、流行りのクッキング動画とも違う、コミュケーションと複数名のイマジネーションが交差する、非常にセクシャルな物ですし、出来上がりがああいう曲だと、可愛さがひとしおです。 動画内の歌詞テロップは長沼が書いています(コメントは僕が書いています)。カラオケの動画みたいですよね笑
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(著者)
>>20
全ての音楽に完成形は(概念的な意味ではなく、具体的、即物的な意味でも)ありません。なので、製作経過を見せるのはおっしゃる通り、セクシャルな行為ですね。今はもう大流行の「あのお菓子は、工場でこう作られていた!」みたいな動画はエロティックですらありますよね。音楽は管理された工業的過程とは違うので、ご指摘のイマジネーションが大いに働きます。イマジネーションの駆動が、生きる喜びであることも、再びご指摘の通りです。
ゴダールはこのことを、音楽に対しする愛が屈折した者として、非常に陰鬱に意地悪く、しかも政治性まで突っ込んで描きました(「ワンプラスワン」)。僕は、あらゆるバンドは、新曲のリハーサル(完成過程)を見せればいいと思います。これは、僕が知る限り、世界的に有名なクリエーターでやたのはゴダールと「オーケストラリハーサル」のフェリーニだけです。音楽のリハーサルは、映画の「メイキングオブ」とも、お菓子を含む工業製品の製作過程とも、流行りのクッキング動画とも違う、コミュケーションと複数名のイマジネーションが交差する、非常にセクシャルな物ですし、出来上がりがああいう曲だと、可愛さがひとしおです。
動画内の歌詞テロップは長沼が書いています(コメントは僕が書いています)。カラオケの動画みたいですよね笑