菊地成孔(著者) のコメント

菊地成孔 菊地成孔
(著者)

>>6

 こーれはガッツリした分析リポート、ありがとうございました!大変参考になりました!ご指摘の通り、僕は間接的、部分的にはSNSやっていると言うべきでしょうが、個人のアカウントがないので、SNSは単純に今回ぐらいのことがあったら見ますが、そんな奴には出来ない、細かいリポートに膝を打ちました。何度かイクスキューズされていますが、あなたが「ツイッターを擁護している」とは全く思いません。

 それより、僕も、ものすごーく漠然と「ヤフコメとアマゾンのユーザーズレヴューと読書メーターはヤバイな」とは思っていて笑、住み分けみたいな事は感じましたが、その一番最初は、加藤和彦さんが、思い出のあるホテルで首を吊って自殺した際に「ホテルに迷惑だとおもないのかこのジジイは」という、もう、あまりにも凄くて、加藤さんへの弔意もなんも吹き飛んで「うわー!すごいのキター!わははははははハハハハハ!!」と爆笑するぐらいの酷さで、「いかにホテルが室内自殺されたら迷惑か」という、そりゃそうでしょうよ。という話を、批判者に対して強弁し続けた事です。あの時に「ここはゲトーだな」と思いましたが、頂戴した精緻なリポートは、そう言った大掴みなメディア読みに、正しい老眼鏡が与えられた視界の澄み渡りを感じました。ありがとうございます。

 <1、トランプはアメリカの都会以外=中央部で人気が高い(実際は都会も田舎も互いに良い勝負で争っていた場所もある。ので単純な話ではない)

 2、アメリカには海岸側の金持ちから見向きもされずに、困難な状況、孤独な状況に陥っている人が沢山いる

 3、トランプはそういった人々の味方である。>


 これは、ゴアとブッシュの時もそうでしたし、そもそも共和党と民主党の戦いに於けるクリシェですね。ゴアが破れた時、いわゆるリベラル(当時はエコリベラル。ゴアが温暖化による海面上昇を警鐘としたので)の人々が「ニューアメリカ」という地図を作りました。それは沿岸部とカナダと、それ以外の内陸、中西部、南部等々を色分けし、沿岸部とカナダだけが、意識の高い、リベラルなアメリカ人が住む、これからの本当のアメリカなのだ!というプププなものでした。あのあたりからはっきりと現在の状況が始まっていると思います。JFKがキューバ危機止めて暗殺されたり、ニクソンが水門事件で失脚していた時代とは一線を画しています。

No.14 47ヶ月前

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