菊地成孔(著者) のコメント

菊地成孔 菊地成孔
(著者)

>>15

 ルーマン理論は、(ご存知の通り)オートポイエーシスの定義がまだ不明確である(ですよね?)以上、ソーシャル・システム論がどのぐらい有効か、高卒の僕には笑断言できないところではありますが、僕(と、谷王)の著作の中でも、もっともフロイド的ではないシステム論として「憂鬱と官能」をお読みいただいた(ということですよね?)、という事は共著者としては望外の喜びです。初冬から高騰に至るまで、僕が説明しているシステムは、言語システム論とも社会システム論とも違う、音楽独自のシステム論=脱システム論になっていると自覚していますが、コロナと言わず、この年齢になれば、死ぬ可能性は毎日とてもリアルですが笑、当ブッフェのコンテンツは必ず残し、管理しますし、現在、律動理論の最終段階の著作を執筆中で、もしそれを書き終えたら、和声進行や旋律構造、編曲の技法、市場経済と文化的価値を全て統合した音楽理論について執筆しようと思っています。

 ペン大は、少なくとも今年いっぱいは生徒募集はありませんが(というか、現在、ご推察の通り全クラス閉鎖中ですが笑)、僕は何度も繰り返しているように、コロナ禍の、少なくとも疫病恐怖のリージョンには特に問題意識はなく、単純な話、スタジオに20人以上の生徒を収容して授業をすることが可能になれば、初等、中等の正規募集、並びに、正規入学ではない、モダンポリリズムとビーバップ言語のワークショップは募集開始しますので、その時はお気が向いたらご応募ください。場所は新宿です。

 ただ「他のSNSは」と、比較級でお書きになっちますが、ここはSNSではないですし、ペン大はさらに違います笑。僕はユーチューバーは、会員が10億人いようと尊敬しません笑。

No.18 54ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

ビュロー菊地チャンネル

ビュロー菊地チャンネル

月額
¥880  (税込)
このチャンネルの詳細