どうも、
管理者のNDです。

6月2日は、
芸予地震の日(1905)から114年です。

この芸予地震は、2001年のと酷似した地震ではありますが
規模はその時よりも強く、M7.2~7.3と推定されています。

死者は11人出て、これも2001年の時よりも被害は大きいものでした。
軟弱地盤だった沿岸部地域に地震の被害が集中しています。


今回は、
「自然災害に無関心な人にどう向き合う?」をテーマにお伝えします。

自然災害に無関心な人にもかなりの種類が存在します。
大地震など自分の所は起きないという人、既に諦めている人、
軽率に構えている人など、無関心というよりは大したことないと思う人もいます。

高齢な方ほど、自然災害の経験がないとよりその意識は強くなっていきます。
逆に一度経験して乗り越えると、それが自信となって次回も大丈夫と思う人が出てきます。
実際にチリ地震の津波で大丈夫と鷹をくくっていた人が3.11で亡くなったケースもあります。
同様の事例はいくらでもありますが、
まずそれらの人たちに、無理やり関心を持たせるようなことをしても煙たがられるだけですし、
より固執されてしまう危険性もあるので、できれば避けた方が無難です。
親族などでしたら、いつもそういった話をしていれば何か小さなことがキッカケで
聞き入れてくれることもありますが、うまくいくケースは多くはないです。

まずは自然に立ち会ってその人の意見を聞いてあげてください。その中でほろっと、
防災の話題を入れてあげるのが有効です。もちろん、自然にしなければなりません。

例えば防災に無関心な人でゴルフが好きな人がいたとして、
いきなり「ゴルフ場で地震が来たらどうしますか?」などと聞いても、
「別に広いし倒れるものがないから大丈夫でしょ」などと言われるのがオチです。
それでは話題を出したところで、さらっと受け流されてしまいます。
まずはゴルフの話題に自分も向き合っていくのが良いでしょう。
この辺りはコミュニケーションスキルでの話を参考にしてみて下さい。

その時に有効なのは、自分自身が何か引き出しを持っておくと良いです。
残念なことにあまり自分は詳しくはないですが、
プロゴルファーの中に、東日本大震災と向き合った人がいます。
話題がこれだと思った時に、ふっと入っていけると話題を作るきっかけは作れるはずです。

自分の身を真っ先に心配させるのはダメですから、その人の体験談で衝撃的な話などを聞かせて
自分もそうした方がいいかなと自発的にさせてあげることが重要です。

自分自身そのあたりが下手なので例えもうまくいかず申し訳ないですが、
このようなシチュエーションで、防災の話題を少しずつでもたぐりよせていくことで
自然と災害に向き合えるきっかけを色んな人に作らせてあげられることが、
地域の防災にも繋がるのではないかなと思います。
無関心な人の心を動かさせるのは難しい話ですが、うまく混ぜ合うように話を合わせていくことで
互いに円滑に、興味を持ちあえればきっとベストなことになると思います。

日本中が防災に関心を持っていただけることを切に願います。

今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
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明日は長崎県で発生した、雲仙岳噴火(1991)の日になります。