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【自然災害メモリアル】第222回:島根県西部地震(2018)の日 [防災]世間に忘れられた被害

2019/04/09 21:05 投稿

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  • シリーズ:自然災害メモリアル
  • BSC24
  • 防災
  • ND
どうも、
管理者のNDです。

4月9日は、
島根県西部地震(2018)から1年です。

BSC24でもこの地震は記録として残っています。
https://www.nicovideo.jp/watch/so33029420
https://www.youtube.com/watch?v=guCdPPzaMhs

死者は出ませんでしたが、島根県としては約40年ぶりのM6を超える地震となりました。
最大震度は大田市で5強でしたが、断水被害は一時1100戸以上にのぼり、
1000棟以上の建物被害も出ました。
美郷町では100mに及ぶ土砂崩れが発生するなど、
地方の道路にも通行止めになる程度の被害は出ました。

また、長周期地震動2も島根県東部で観測していました。


今回は、
「世間に忘れられた被害」をテーマにお伝えします。

大きな震災や、局地的な被害などといったものは、
ほんの数ヶ月もすれば、世間からあっという間に忘れ去られていくのも
この世の摂理みたいなものですが、復興の片隅ではあまり注目されないものもいくつかあります。

例えば西日本豪雨では、大被害のあった関空も丁度最近になって復旧し、
少しずつ復旧が進んでいるように見えますが、
報道されるものは氷山の一角に過ぎず、京都の亀岡周辺では未だに道路が崩落していて
かなり迂回しないと通れない孤立状態の次に辛い状況となっている場所もあります。

また、2018年の5~6月にあった東海地方を襲った豪雨被害は、
大井川鐵道の長期不通でこそ僅かながら認知はされていましたが、
田舎に行く程、案外小さなスポットが致命的な道路崩落になっているなどして
放置されている現状が続いていたりします。

一度大被害が起きると、注目された場所はまだしも
全部が元通りに復興することは非常に大変なこともあります。
小さな会社では、災害を機に倒産することも多いです。

自分がその立場になる可能性も考えなければなりません。
もし、そうなると段々と補助も小さくなり、世間からも「まだそんな災害をいつまでも」と
思われることもあります。周囲に置いて行かれる状況というのは少なからず
厳しい状況があると思いますが、それに耐えなければならない時もいつかは来ます。
自分が遅れを取った時、世間との流れに追いつくには大変なものですが
逆境に耐えられるだけの覚悟がないと、震災というのも中々そう言った観点でも
復帰が厳しいことも出てきます。いわゆる負け組にならない為にも、
今できることをしておくと良いでしょう。


今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。

コメント

関空の水没は、西日本豪雨ではなく台風21号ですね

No.1 61ヶ月前
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