どうも、
管理者のNDです。

3月10日は
熊本地方地震(1907)から112年です。


この地震は、M5.4と小さい地震ながら当時主流だったレンガ造りの構造物に被害が生じました。
レンガの煙突が破壊されるのを始め、家や倉庫などといった建物には亀裂が走るなど、
軽微ながらも被害が発生しています。
M5の直下型地震は、関東地方内でもたまに起きますがピンポイントで遭遇すると
決して侮ることのできない地震です。頻度も高く直撃すれば被害が出かねませんので
平野部では、この程度の規模の地震でも震度6弱などの可能性を考え、
建物の被害は仕方ないにしても、家の中が滅茶苦茶になるのを防ぐために対策はしっかりしましょう。
ある意味では、この地震を侮らないことで思っているより家具の固定などへの意識を高めようと
思って頂けると嬉しい限りです。

尚、この地震では死者は出ていません。

今回は、
「小学生時代の教訓"ち"」をテーマにお伝えします。

東京圏の自分は、この教訓を習わずに育ちました。ただ、意味合い的には"も"に少し
近いような気はしました。

この"ち"は、「近寄らない」という意味です。

危険な場所に近寄ると、怪我したり命の危険があるというこちらは、
戻らないと違ってより、子供向けに作られた言葉とも言えます。好奇心旺盛な子供では
下手に動き回られて、こんなタイミングで迷子になってしまった!ということも考えられます。

尚、大人でも基本的に立入禁止区域を始め、自治体が指定した警戒区域には決して
立ち入ってはなりません。倒壊しそうな家屋には応急危険度判定の張り紙が張られます。
基本的に緑は、"調査済"で建物のダメージが少なかった場所です。ここはまだ大丈夫ですが、
黄色の張り紙は、"要注意"となり、再度大きな地震が起きると倒壊の可能性が出てきます。
立ち入るなとまではいいませんが、そこを避難場所等長くいることは控えるべき家屋となります。
そして赤の張り紙"危険"を貼られた場所は、家主だろうと誰でも立ち入ることは文字通り
危険な状態です。いつ倒壊してもおかしくなく、家の基礎などに重大なダメージを負った状態です。
つまるところ、HDDでいうS.M.A.R.T.みたいなものですから、
原則近づくことさえしてはならないのです。

また、近寄ってはいけない場所は倒壊しそうな家屋にとどまりません。
ブロック塀や土砂崩れの起きそうな山間の道、崩れそうな看板や道路標識など
大震災が起きた場合は、様々な場所に危険な場所は蔓延します。
先程の緑の張り紙でも、家の中は食器が散乱しているなどした場合はケガの恐れがあり、
侮ることはできません。小さな子供を危険な目に遭わせぬよう、安易に近寄らないように
教育させてあげることで、結果的に災害時で後悔することは少なくなります。
余計な労力を使わぬよう、触らぬ神に祟りなし精神で、
まず災害後状況が掴めないうちは行動を取るのがベターです。


今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
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