どうも、
管理者のNDです。
10月13日は
野尻湖付近地震から75年です。
長野県の古間村という場所で局地的な被害を被る地震でした。
正直言って、この地震はあまり有名ではありません。
当時の地震なら鳥取地震の方が圧倒的に認知されていることかと思います。
それだけこの地震は局地的災害であるということです。
この地震は、M5.9という規模でM6未満の地震の一つです。
しかし、それでも死者が1人出ています。
また家屋がその村を中心に被害が出ていて、全壊家屋がこの規模で14棟に及んだり、
道路に亀裂が生じるなどもしています。
今回は、
「中規模直下型地震」というのをテーマにお伝えしていきます。
直下型地震では地球自体が生じたエネルギーが小さくても
震源とメカニズム次第で、ピンポイントに大きな被害を出すことがあります。
1900年以降M6未満での死亡例は僅か3例しかありませんが、
その全てが陸地震源(長野・新潟)の地震です。
しかし、その程度の地震になれば家屋損壊が目立つなど被害地震は増えます。
あまり世間に騒がれない地震も、浅く直下型の地震である場合は侮れません。
ちなみにM5.2の長岡地震が最も小さい規模で死者が出た地震になりますが
その詳細は、2月2日までお待ちください(たぶん)。
平成以降、都心部でM5を超える地震は何度か起きていますが、あまり被害がでないのは、
少し深さのある地震であるおかげで地震のエネルギーが分散していることがあります。
しかし、それでも直下でM5を超えるとかなり恐怖感のある地震が局地的に襲うことにはなります。
ちなみに現代では、その中途半端な規模から更なる地震を危惧する人も増えてしまう為、
このような地震関連の話題では「もっとでかいのが来るんじゃないのか?」と話題になったり、
「今ぐらいの地震で驚く方がおかしい」など、見解が一番割れやすくなる意味で、
つまらない論争が生じやすくなる地震でもあります。
実際に結構この規模の地震が起きると、不完全燃焼気味な印象を受けることが多いです。
沖の地震では震度2程度でもこのぐらいの規模が起きてその時は話題にならないのですが、
それだけ直下型だとM5が侮れない規模であることがわかると思います。
M5級の地震は、直下型だと丁度震度4~5弱、後半だと5強に及ぶこともある地震です。
そこそこの頻度で起き得る地震の他、この震度は長くても十数年以内に来るという
前提で構えた方がよいでしょう。
尚、国内で起きた地震では新島・神津島近海震源でM5.1にもかかわらず震度6弱を、
熊本県阿蘇地方では、M5.8で震度6強に達した事例もあります。
いずれも単発では起きていない地震ですが、
一連の地震活動中に生じることがあると考えると強い地震後の中規模地震は油断なりません。
崩れそうな家がある場合は、この地震が来る前に離れましょう。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
管理者のNDです。
10月13日は
野尻湖付近地震から75年です。
長野県の古間村という場所で局地的な被害を被る地震でした。
正直言って、この地震はあまり有名ではありません。
当時の地震なら鳥取地震の方が圧倒的に認知されていることかと思います。
それだけこの地震は局地的災害であるということです。
この地震は、M5.9という規模でM6未満の地震の一つです。
しかし、それでも死者が1人出ています。
また家屋がその村を中心に被害が出ていて、全壊家屋がこの規模で14棟に及んだり、
道路に亀裂が生じるなどもしています。
今回は、
「中規模直下型地震」というのをテーマにお伝えしていきます。
直下型地震では地球自体が生じたエネルギーが小さくても
震源とメカニズム次第で、ピンポイントに大きな被害を出すことがあります。
1900年以降M6未満での死亡例は僅か3例しかありませんが、
その全てが陸地震源(長野・新潟)の地震です。
しかし、その程度の地震になれば家屋損壊が目立つなど被害地震は増えます。
あまり世間に騒がれない地震も、浅く直下型の地震である場合は侮れません。
ちなみにM5.2の長岡地震が最も小さい規模で死者が出た地震になりますが
その詳細は、2月2日までお待ちください(たぶん)。
平成以降、都心部でM5を超える地震は何度か起きていますが、あまり被害がでないのは、
少し深さのある地震であるおかげで地震のエネルギーが分散していることがあります。
しかし、それでも直下でM5を超えるとかなり恐怖感のある地震が局地的に襲うことにはなります。
ちなみに現代では、その中途半端な規模から更なる地震を危惧する人も増えてしまう為、
このような地震関連の話題では「もっとでかいのが来るんじゃないのか?」と話題になったり、
「今ぐらいの地震で驚く方がおかしい」など、見解が一番割れやすくなる意味で、
つまらない論争が生じやすくなる地震でもあります。
実際に結構この規模の地震が起きると、不完全燃焼気味な印象を受けることが多いです。
沖の地震では震度2程度でもこのぐらいの規模が起きてその時は話題にならないのですが、
それだけ直下型だとM5が侮れない規模であることがわかると思います。
M5級の地震は、直下型だと丁度震度4~5弱、後半だと5強に及ぶこともある地震です。
そこそこの頻度で起き得る地震の他、この震度は長くても十数年以内に来るという
前提で構えた方がよいでしょう。
尚、国内で起きた地震では新島・神津島近海震源でM5.1にもかかわらず震度6弱を、
熊本県阿蘇地方では、M5.8で震度6強に達した事例もあります。
いずれも単発では起きていない地震ですが、
一連の地震活動中に生じることがあると考えると強い地震後の中規模地震は油断なりません。
崩れそうな家がある場合は、この地震が来る前に離れましょう。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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