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【自然災害メモリアル】第008回:1918年地震(1918)の日 [防災]遠地地震の備え

2018/09/08 18:00 投稿

  • タグ:
  • シリーズ:自然災害メモリアル
  • BSC24
  • 防災
  • ND
どうも、
管理者のNDです。

今日、9月8日は
1918年地震から丁度100年です。

この地震は1918年9月8日に、北海道択捉島沖で発生した地震です。
M8.1~8.3と推定され、死者が少なくとも24人にのぼった震災です。
得撫島岩見湾という場所には、地震後35分で6~12mの大津波が襲来し、
根室で1m、三陸海岸の各地でも津波が観測されました。
択捉島はかなり遠方ですが、静岡県沼津市まで有感を観測したそうです。

今回は、「遠地地震の備え」をテーマにお伝えしていきます。

遠地地震に備えるといっても、基本的には地震自体に備える必要はありません。
注意すべきは津波です。

ただし、すべての遠地地震を怖がってしまっては、
どんな地震もおびえて暮らさなければならなくなってしまいます。
今回は警戒すべき、遠地地震をお伝えします。

まず、震源が最も重要で、
・環太平洋沿いであること
フィリピンやインドネシア・アメリカの西海岸やアリューシャン列島、チリ、
ソロモン諸島などがあてはまります。

次に、規模で、
千島列島・フィリピンやインドネシアなど、北西太平洋の区域であればM7.5以上程度から、
チリや南太平洋などそのほかの沿岸はM8以上から津波に注意する必要が出てきます。

最後に深さです。
M8を超える巨大な地震でも、深発地震であれば津波の心配はありません。
USGSの情報で、深さ40km未満でM8を超えていたら注意が必要です。


ただ、遠地地震については、M9クラスの超巨大地震じゃない限りは基本的に
大規模な避難を要するような必要性は少ないです。逆にそれだけの規模が出た場合は
遠地地震の場合、広範囲で被害の心配が出てきますので気を付けてください。



今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。

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