この話は知らない話だったが、孫崎さんの記事(日経の引用ということらしい)をきちんと読んで考えれば、別に民主主義だけにあてはまる話ではないことがわかる。(もちろん民主主義批判のひとつの視座にはなる)。 「集団の人数が限られると、ある意見を信じる人が17%以上でその意見が支配てきになる」とある。「人口の55%以上が同じ情報を信じると、全く情報をしらない人も同様の意見になる」とか、「SNSなどでは2-3割の人の意見が全体の意向よりも優先される」とあるのに比べれば、集団の人数が限られている場合は、さらに割合が少ない意見でも支配的になることになる。(これは日常常識的感覚に照らしても正しいであろう)。 つまり、世論力学理論が正しいなら、民主主義でも全体主義中国の中央政治局常務委員会でも、同じ力学があてはまるだけでなく、中国中央政治局常務委員会では、集団の人数がごく少数に限られているぶん、世論力学の作用がより極端に出ることになる。 まあ、こういうところまでは、メダカをいくら眺めていても、気づかなかったのだろう 笑
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孫崎享チャンネル
(ID:13458971)
この話は知らない話だったが、孫崎さんの記事(日経の引用ということらしい)をきちんと読んで考えれば、別に民主主義だけにあてはまる話ではないことがわかる。(もちろん民主主義批判のひとつの視座にはなる)。
「集団の人数が限られると、ある意見を信じる人が17%以上でその意見が支配てきになる」とある。「人口の55%以上が同じ情報を信じると、全く情報をしらない人も同様の意見になる」とか、「SNSなどでは2-3割の人の意見が全体の意向よりも優先される」とあるのに比べれば、集団の人数が限られている場合は、さらに割合が少ない意見でも支配的になることになる。(これは日常常識的感覚に照らしても正しいであろう)。
つまり、世論力学理論が正しいなら、民主主義でも全体主義中国の中央政治局常務委員会でも、同じ力学があてはまるだけでなく、中国中央政治局常務委員会では、集団の人数がごく少数に限られているぶん、世論力学の作用がより極端に出ることになる。
まあ、こういうところまでは、メダカをいくら眺めていても、気づかなかったのだろう 笑