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藤津亮太のアニメの門チャンネル

アニメ評論家・藤津亮太のアニメの門メールマガジン

アニメ評論家・藤津亮太のアニメの門ブロマガ 第150号(2018/12/14号/月2回発行)

2018/12/22 00:29 投稿

  • タグ:
  • アニメ
  • 藤津亮太
  • 交響詩篇エウレカセブン
  • エースをねらえ!
  • リズと青い鳥

 今年書いた作品レビューをまとめたリンク集をtogetterでまとめました。ご興味があれば是非読んでみてください。
 作品レビューで振り返る18年(藤津亮太)
 ではいってみましょうか。

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1.最近のお仕事紹介
2.連載「理想のアニメ原画集を求めて」
3.前回のアニメの門
4.今年のイベント「アニメの門 平成最後の場外乱闘編」
5.連載一覧


最近のお仕事

1.朝日カルチャーセンター新宿教室「アニメを読む」1月期(東京)
 1月19日 絵コンテワークショップ(ゲスト講師:『エウレカセブン』の京田知己監督)
 2月16日 「1979年の奇跡 『エースをねらえ!』『カリオストロの城』
 3月16日 『リズと青い鳥』
 【受講申込】(特に1月は混みますのでお早めに)

2.朝日カルチャーセンター新宿教室「アニメを読む」特別講座(東京)
 2月9日 『SAO』監督・伊藤智彦の人生を変えた作品
 伊藤智彦監督を招き、節目で出会った作品の魅力を聞くことで、伊藤監督のできるまでをうかがう予定です。業界志望者や創作に興味のある方は是非。【受講申込】

3.SBS学苑パルシェ校「アニメを読む」(静岡)
 2月3日は『宇宙よりも遠い場所』を取り上げます。【受講申込】

4.栄・中日文化センター「アニメを読む」(名古屋)
 2月24日 『コードギアス 反逆のルルーシュ』。
 TVシリーズを中心に、劇場版3部作と公開されたばかりの『復活のルルーシュ』にも触れます。【受講申込】


連載「理想のアニメ原画集を求めて」

文・水池屋(コーディネート:三浦大輔)

第78回『ボンズ20周年記念展』

先日「東京アニメセンター in DNPプラザ」で開催された『ボンズ20周年記念展』を見にいきました。20周年の前半・後半で会期がPart1とPart2に分かれており、自分が足を運んだのはPart2の最終日でした。
東京アニメセンターは以前は秋葉原にありましたが、現在は市ヶ谷のDNPプラザ内に移転していました。自分は初めて行ったのですが、勘違いして最初は秋葉原に行ってしまいました。

会場に展示されている原画は、主にスキャン画像のパネルだったと思います。モニターに歴代のボンズ作品のOPが流れている横には、ボンズを創設した2人のアニメーター川元利浩さん、逢坂浩司さんのレイアウトや設定資料の原書がガラスケースに入れられて展示されていました。
川元さんの設定はmarumanのクロッキー帳に描かれていました。通常ですと、アニメの作画用紙などに描いている印象がありますが、川元さんはクロッキー帳に描かれるんですね。清書までクロッキー帳の中で終わっているように見えたのですが、実際はどうなんでしょうか。
Part2の展示作品は、『HEROMAN』『STAR DRIVER 輝きのタクト』『ノラガミ ARAGOTO』『スペース☆ダンディ』『SHOW BY ROCK !!』『血界戦線』『モブサイコ100』『文豪ストレイドッグス』『僕のヒーローアカデミア』『ひそねとまそたん』でした。展示されている資料は、設定や原画、レイアウト、修正原画などでした。撮影自由の展示だったので、観覧している人たちは、思い思いに写真を撮影しながら展示を楽しんでいる様子でした。

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これがパネルの展示ではなく、原本の展示だったらと思うところも多いのですが、自分が足を運んだ最終日はどのお客さんも熱心に展示資料を見て楽しんでいるようでした。
展示資料の中でも、ボンズ作品の中で草創期から活躍されている「中村豊」さんの原画が多かった印象です。この展示がボンズ20周年ということは、中村豊さんがボンズ作品で活躍されるようになってから20年ということなのだと思うと感慨深いですね。自分が足を運んだのも、中村さんの原画が展示されていると耳にしたからでした。
中村豊さんは、ボンズの前身のサンライズ第2スタジオ制作の作品『天空のエスカフローネ』や『カウボーイビバップ』でアクションやメカ作画を中心に活躍され、そのままボンズでも各作品の中核を担うようなアクション作画を20年に渡り描き続けているアニメーターです。

他に、たくさん原画が掲載されていたのが、「田中宏紀」さんです。アニメ作画の歴史の中で、一人のアニメーターが時代に大きな影響を与えてきたことは少なくないですが、今現在から振り返ってみると、田中さんもそうしたアニメーターの一人だと思います。まだ三十代前半ながら、同世代や後進に与えた影響は大きく、アニメ作画において一時代を築いた印象があります。
展示を見たことで、中村さんは当然のことながら、田中さんはこんなにもボンズ作品で活躍していたんだなと再確認させられました。
10年という大きな時間の流れで見ることで、中村さんも田中さんも、アクションやエフェクトという日本のアニメ文化の中でも大きな魅力を持っている分野を開拓してきた歴史を感じさせられました。

各作品展示スペースの後に設置されていたのが、逢坂浩司さんの展示コーナーです。
逢坂さんはアニメアール出身のアニメーター。ボンズ設立以前はサンライズ第2スタジオでキャラクターデザインや作画監督として活躍し、ボンズ作品でも同じようにスタジオの中心として活躍されていましたが、2007年に病気のために亡くなってしまいました。 展示されていたのは版権イラストやレイアウトなどでしたが、こちらの展示は原本となっていました。今回の展示は、ボンズの20周年を記念するとともに、逢坂さんの追悼を意識されたものだったような気がします。

展示を見て思ったことは、一つのアニメ会社が生まれてから10年や20年という歴史を振り返ってみることで、逢坂さんはもちろん中村さんや田中さんをはじめとして、そこに生きたアニメーターの活躍を振り返ることができるのだなと思いました。

(『ボンズ20周年記念展』/東京アニメセンター in DNPプラザ/入場料1,000円)


前回のアニメの門

 アニメライター・高橋克則さんをゲストに、高橋さんがアキバ総研で書いたTVアニメおすすめコラムをベースに、2018年を振り返りました。
 このリンクは「2018年冬アニメ注目の5作」。高橋さんは各期につき「注目の5作」「中間レビュー」「総括レビュー」と時期を変えて3回レビューをしています。是非追いかけてみてください。


今年のイベント「アニメの門 平成最後の場外乱闘編」

 今年は前半は「平成3つのIF」と題して、2人で「もしこの時、●●が××だったらアニメ界はこうなっていた(かも)」という話をしました。

 

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