2012年から続けてきましたメルマガ本号で最終号となります。どうもありがとうございました。
これを受けて、1月8日のアニメの門チャンネルの配信は2本立てです。
、21:30からの前半(無料ゾーン)は、上田麻由子さんをゲストに著書についてうかがう「『2.5次元クロニクル』出版記念 17年から20年 「2.5次元」に起きたこと」です。
そして22:30からの後半(会員無料ゾーン)は長期にわたって「理想のアニメ原画集を求めて」を連載してくださった水池屋さんと、コーディーネーターの三浦大輔さんをゲストに連載を振り返ります。タイトルは「『理想のアニメ原画集を求めて』を振り返る!」になります。
よろしくお願いします。
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コメント
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>>1
坂本真綾とカプなら花江夏樹では無く鈴村健一でも無く山下大輝かW
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21時半放送開始予定「改めて振り返る『平家物語』のここがすごかった」への質問コメントです。
吉田玲子脚本そして山田尚子監督はじめ京都アニメーション出身の人が多くを占める作り手が本作ですぐれた映画を作った事は疑いありません。その上で苦言すると、平家物語という題材自体が(東映長編安寿と厨子王丸程ではありませんが)良くないイデオロギーの基に語られた物語であり、その点で本作もその題材については至って冷淡に観ざるを得ないのです。
(ID:16351199)
>>3
映画としての山田尚子『平家物語』について述べると、先ずTVのミニシリーズで無く劇場映画で凝縮して観たかったな、と。源氏側初め、題材の背景説明の為だけに出てくる人物群なんて、まるっきり邪魔な夾雑物でしかない、副題にもある「unified perspective(統一された視点)」に相反している。
平徳子妃等が九州山中を落ち延びて行く下りには多くの人が「流転の王妃」と呟いたででせう。そして壇ノ浦よりずっと前に重盛の子供達が次々と水に身投げし自死する件には、昭和40年代~1970年代の(屡々学生運動を背景にした)青春物語を連想せざるを得ません。NHK大河ドラマ『平清盛』との外の人繋がりで云えば、恋人の直子を喪ったワタナベ君が革命戦士梅山に豹変するとか。いやこれは全然違いますが。
そして柴漬け。山口尚子等京アニ出身者たちが職場で食べていたであろう、そしてそうやって作られた一連の京アニ作品の登場人物の食卓にも並んでいただろう、柴漬け。マドレーヌとしての柴漬け。
(後白河院が大原の建礼門院寓居に行幸した際に柴漬け供されたという伝承、或は先行する図像化映像化は、在るのでしょうかね)