天野統康のブロマガ「マネーと政治経済の原理からニュースを読む」

電光石火のクリミアのロシア編入。政治経済の変動を予測するには真の歴史的背景を理解することが必要

2014/03/07 02:43 投稿

  • タグ:
  • クリミア
  • ウクライナ
  • 独立
  • ロシア
  • プーチン
  • 欧米
  • 金融資本
  • 文明の衝突
  • クーデター
  • ハンチントン

e8edcb09c882ba1b419930e7620fe76c29e1616a

ボイスオブロシア クリミア議会、全会一致でロシア連邦への編入を議決


(ボイスオブロシアより転載)

クリミア自治共和国最高会議はロシア連邦の構成主体としてのロシア連邦への
編入を全会一致で議決した。
16日に住民投票が行われ自治共和国としての最終決定となる
(転載終了)

私が以下のツイートをしたのが2月22日。わずか12日で既にクリミアの独立がほぼ決まったようだ。


https://twitter.com/amanomotoyasu/status/437263354277552129

(Twitterより転載)
ハリコフ党大会:ウクライナは分裂の危機、「憲法秩序」はクリミアが守る ウクライナ南東諸地域党の党大会が行われ、議員たちは、キエフに憲法秩序が回復されない間は、クリミア自治共和国が全権力を握る、との提案を支持した http://t.co/OrKJckww3F
クリミアがまず独立かな

― 天野 統康 (@amanomotoyasu) 2014, 2月 22

(転載終了)

それにしても事態の変化が早すぎる。

エジプトやタイもそうだが、スピード化が進んだ現在の国際政治経済情勢は、
直ぐに民族、宗教、歴史的背景、各国の思惑も含めて総合的に考えないと、
予測することが難しい時代に入ってきている。

何故、ロシアがクリミアにこだわるのか。
何故クリミアがロシアに編入されたがるのか。
何故ウクライナは暴動によるクーデターが起きたのか。
何故、欧州がクーデター政権を支持するのか。
何故東部と西部が対立するのか。

私はロシア史が趣味で、現在の状況を予測していたハンチントンの「文明の衝突」を
読んおり、欧米の金融権力の動向も調べていたので、上記のことはウクライナの
政変が始まった時から直ぐに理解できた。

予測に関してはより総合力が必要とされている時代と言える。

総合的な政治経済を理解する基本は歴史である。

歴史についてより深く学ぶ必要が出てきた。

今こそ、重要な項目である通貨発行権の問題を踏まえた実体のある世界史が必要とされている。

<リンク>ボイスオブロシア


 
 ==================
【募集】
 メールマガジン『マネーと政治経済の原理からニュースを読む』では
皆様からの相談や要望を募集しています。
どんな些細なことでも結構です。
メルマガ上で天野統康がお答えいたします。
家計や政治経済、金融商品の問題で質問したい方は下記からメールをお送りください。

 応募はこちらから。http://ch.nicovideo.jp/letter/ch2526055




6a4fb4f508be96aab7e7c528bb4c42f4f47b1ba9



【成甲書房からの内容紹介】

そうだったのか!マネーと民主主義、すっきり分かる!お金の秘密、世の中のカラクリ。
とっても重要なのに、あなたはなぜか知らされていません!
マネーがどのように生まれ、どのように無くなるのか、どのような性質を
持っているのかを理解していますか?
複雑怪奇に見える金融システムがひと目でわかる図解解説版。
こんなに簡単に読める金融の本は今まで見たことがない!。
本書ではどのようにしてマネーと民主主義が生まれたのか、
社会派ファイナンシャルプランナーの天野氏が、マネーの支配者によって
民主主義と経済が操作され、利用されてきたのか、
さらにはその克服方法までを分かりやすく記述していきます。

==================

アマゾン・ランキング「一般・投資読み物」部門 第1位

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

天野統康のブロマガ「マネーと政治経済の原理からニュースを読む」

天野統康のブロマガ「マネーと政治経済の原理からニュースを読む」

このチャンネルの詳細