視聴。
ノンフィクションのドキュメンタリーとしてイルミナティを扱った映画。
以下は映画の内容を箇条書き。
・「過去と現在と未来について
人を啓蒙する聖なる真理は確実に存在する。
教えが消えた病んだ世には救いが必要である
我らはよき世のためまず行動する
ヴァイスハウプト イルミナティ創設者」
この真理の中身を解明する必要がある
・1777年 ヴァイスハウプトはフリーメイソンに入会
その後、フリーメイソンのロッジを創設。
12位階制度を導入。
80年にクニッゲ男爵が入会。
急速にフリーメイソン内部で勢力を拡大。
階級制は秘密の知識を段階的に得るための仕組み
・フリーメイソンは自らが会員であることは公言できるが、
各位階の儀式の内容については秘密にしなければならない。
一方、イルミナティは自らが会員であることを公言することすらも禁止している
秘密結社の厳格性が遥かに高い組織
・イルミナティで昇格するにはフリーメイソンになる必要がある。
フリーメイソン内部で勢力の拡大を推進。
秘密結社(フリーメイソン)の中に秘密結社(イルミナティ)が作られた。
一般のメイソンが加入しやすいように儀式内容も連動させた
・イルミナティの儀式では、組織を裏切れば死を迎える復讐が行われることを何度も疑似体験させる。
・フリーメイソンのスコティッシュの騎士の位階に広範なスパイ網を形成し、
メイソンの各ロッジの情報を集め会員を勧誘した
・フリーメイソンへの潜入戦略と会員の勧誘により多数のメイソン会員がイルミナティに入会。
ロッジごと加入した事例も。
1782年にフリーメイソンとイルミナティの会議が行われ、
ハンブルグのロッジの副グランドマスターのボーデが加入。
・ボーデの加入で高い位の貴族達が加入。ザクセン・ゴーダ公、
ザクセン・ワイマール公、ワイマール大公子など。
しかし1784年のクニッゲ男爵の退会により衰退が始まる。
また同年からバイエルン王国が秘密結社を禁止。88年には壊滅した
●感想
日本では得られにくい貴重な情報が多く参考になったが、
映画のタイトルと内容がミスマッチを起こしている。
内容は、イルミナティが世界を操る存在であることを否定している。
この映画の最後に、何人もの研究者が
「イルミナティは1790年には消滅し存在していない」
と述べている。
確かに弾圧されたバイエルンでは消滅しただろう。
しかし欧州中のフリーメイソンに広く拡大し、ザクセン=コーブルク=ゴータ家(現在のイギリス王室やベルギー王家を形成)まで浸透した勢力が簡単に消滅するだろうか?
私はイルミナティは消滅せず、ロスチャイルド財閥を中心とした国際金融軍事勢力として、現在までフリーメイソンの最上層部を形成してきたほうの説をとる。
このイルミナティ=フリーメイソン最上層部の闇が、現在の西側を中心とした自由民主制の闇を形成しているのである。
関連リンク
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(記事終了)
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■操作される日米欧の自由民主制(資本主義経済と民主政治)のモデル
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