(写真)「戦争法は絶対廃止」と声をあげる集会参加者たち。ステージ後ろは野党幹部ら=24日、国会正門前
野党の代表が参加 志位委員長があいさつ
戦争法廃止を迫る大集会が24日夜、国会正門前で開かれました。雨のなか、5000人(主催者発表)が参加。「戦争法を廃止にするため、これからもたたかい抜く」との訴えに、大きな拍手が沸き起こり、「戦争法は絶対廃止」「廃止するまで頑張ろう」とのコールが響きました。主催は「総がかり行動実行委員会」。この間、毎週木曜日に国会前行動を実施してきました。今後は、毎月19日に国会前で行動を続け、戦争法廃止を求める署名の準備を進めていることを明らかにしました。
集会では、「ここからが始まり」と書かれたうちわをもった女性の姿も。国会議員、学者、学生、弁護士も駆けつけました。
立憲デモクラシーの会の山口二郎さん(法政大学教授)は「いまや『立憲』が野党、国民結集の理念となった。行動を続け、権力者に思い知らせよう」と語りました。
日本共産党の志位和夫委員長、民主党の枝野幸男幹事長、生活の党の主濱(しゅはま)了副代表、社民党の吉田忠智党首があいさつし、戦争法の廃止などを訴えました。
志位委員長は、戦争法を廃止する国民連合政府の提案を詳しく紹介。「これが実現するかどうかは世論と運動にかかっています。どうか後押ししてください。私たちも頑張ります」と呼びかけました(志位委員長の国会正門前スピーチ)。
神奈川県鎌倉市から参加した女性(63)は「主婦、若者が立ち上がった。この思いを大事に、野党は共闘してほしい。みんなが力をあわせて息長くたたかい続けたい」と語ります。
東京都葛飾区の男性(32)は「戦争法を廃止する運動は絶対にしぼむことはない。無理はせず、しかし確実に安倍政権をぶっ倒します」と話しました。
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