5000人超がつめかけた国会正門前。呼びかけ人でジャーナリストの鳥越俊太郎さんが「日本全国津々浦々で同じ気持ちをもって、同じ時刻に立ちあがっていることを感じ取って連帯したい」とあいさつします。雨が降りだすなか、「アベ政治を許さない!」のコールを響かせて、国会に向けいっせいにポスターを掲げました。
作家の澤地久枝さんは「みんなで手をつないだ時、初めて政治が変わる」と語り、歓声と拍手に包まれました。作家の落合恵子さん、朴慶南さん、渡辺一枝さん、講談師の神田香織さん、漫画家の石坂啓さんらが次々と訴えました。
「安倍政権のねらいをしっかり見極めなきゃいけないと、ここに来た」。甲府市の女性(50)は、東京都内の大学に通う娘とその友人を誘って参加しました。「子どもにかかわる仕事に就きたいから、平和な社会じゃないと困る」と娘もいいます。
ポスターを拡大コピーし、むしろ旗に仕立てたのは東京都荒川区の男性(64)。「強行しようとすればするほどみんなの声は大きくなり、法案のおかしさが伝わっていく。もっと大きな声にしたい」と言います。
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