cab5576d235f14c16e2c0b5e8a7ebc116c3d02a7 沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に、地元・名護市ぐるみで反対する「沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く『島ぐるみ会議 名護』」が25日発足しました。

 結成総会には400人を超える市民が参加。「名護市民は自らの誇りと尊厳にかけて、市民の英知を結集させ、辺野古新基地建設を断念させます」とする決議を採択しました。

 共同代表に稲嶺進市長、屋比久(やびく)稔市議会議長、具志堅徹、玉城(たまき)義和の両県議、「辺野古・大浦湾に新基地つくらせない・二見以北住民の会」の松田藤子会長、国立ハンセン病療養所「沖縄愛楽園」の金城雅春自治会長ら12人が就任。それぞれ「住民の命と平和と安全、生きる権利を守ろう」「豊かな海を守り抜こう」「稲嶺市長、翁長雄志(おながたけし)知事を支え、仲間を信頼してたたかっていこう」などと呼びかけました。

 共同代表となった大学3年生の玉城愛さんは「10代、20代の若い世代が、親や祖父、祖母の世代と基地や教育、経済問題について言葉による交流を持っていきたい」と話しました。

 東京に出張中の稲嶺市長は「信念を同じくする皆さんと力を合わせれば必ず新基地建設を止められると確信しています。心はひとつです」とのメッセージを寄せました。