(写真)職員らの歓迎をうける翁長雄志沖縄県知事(中央)=25日、党本部
沖縄県知事選挙(11月16日)で示された名護市辺野古の新基地建設ノーの民意を伝えるために上京中の翁長雄志沖縄県知事が25日、日本共産党本部を訪れ、山下芳生書記局長、穀田恵二国対委員長、赤嶺政賢衆院議員らと懇談しました。
到着した翁長氏は、党本部職員の割れんばかりの拍手とオナガコールで迎えられました。
花束を贈られた翁長氏は顔を紅潮させながらロビーでマイクを握り、「ハイサイ、グスーヨー、チューガナビラ(こんにちは。ごきげんいかがですか)」と沖縄方言であいさつ。「沖縄が変われば日本が変わるという気持ちで赤嶺代議士ともども知事選挙をたたかわせていただきました。本当にその意味では、新しい歴史の一ページが出来上がったと思っています」と述べ、盛大な拍手を浴びました。
さらに翁長氏は「政治に保革を乗り越える包容力があるかどうかです。その包容力がなければ沖縄の政治も日本の政治も変わりません。こうした言葉を大切にしながら、一生懸命頑張りたい」と決意を語りました。
懇談では、山下氏が「知事と力をあわせて、お互いに知恵を出しながら何としても新基地建設を阻止するためにがんばりましょう」という志位和夫委員長のメッセージを伝達。翁長氏は「大きな政治の流れを、またいい方向に動かせればありがたい。これからは保守は革新に敬意を表し、革新は保守に敬意を表し、これからの沖縄のあるべき姿をめざして、心を一つにやっていきたい」と応じました。
山下氏が「沖縄での共同の発展は、政治を変えていく上ですばらしいお手本を示していただいた。いろいろな問題で沖縄のような立場を超えた共同で政治をよくする運動、たたかいが広がればいいと考えています」と語ると、翁長氏は「ぜひ今後ともよろしくお願いします」と述べました。
懇談後、翁長氏は山下、穀田、赤嶺各氏らとがっちり握手を交わしました。懇談には沖縄県東京事務所の田端一雄所長と日本共産党の水谷定男選対局長も同席しました。
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