日本共産党の志位和夫委員長は、日韓・韓日議員連盟合同総会に出席するため24日から韓国・ソウルを訪問します。同日夜に歓迎レセプション、25日にテーマ別の分科会と全体会などが行われる予定です。日本共産党から他に、穀田恵二、笠井亮両衆院議員、紙智子参院議員も参加します。
総会への参加とは別に、志位氏は、高麗大学アジア問題研究所とハンギョレ新聞の招きにより、両者の主催により同大学で北東アジア問題について講演します。ハンギョレ統一文化財団、MSDメディア(志位氏の韓国語の2冊目の著作の出版元)が後援しています。
講演会は27日午後3時半から、高麗大学100周年記念館で「北東アジア平和協力構想を語る」と題しておこなわれます。
志位氏はその中で、同「構想」の四つの目標と原則――(1)北東アジア規模の「友好協力条約」の締結、(2)「6カ国協議」による北朝鮮問題の解決、(3)領土問題の外交的解決をめざし行動規範を締結、(4)日本が過去におこなった侵略戦争と植民地支配の反省は不可欠の土台――の意義と現実性について述べ、研究者はじめ参加者の質問に答えます。
26日には、志位氏と韓国の文化人との対談やマスコミのインタビューも予定されています。
講演会には緒方靖夫副委員長、笠井議員、田川実国際委員会事務局長らが同行します。