「原発再稼働反対、浜岡原発の永久停止・廃炉、原発なくそう」とよびかける11・23ひまわり集会が23日、静岡市葵区の駿府城公園で開かれました。1500人が参加、集会後、繁華街をパレードしました。
主催は浜岡原発廃炉・日本から原発をなくす静岡県連絡会(原発なくす会)や毎週金曜日に再稼働反対を訴えている金曜アクション有志などで構成する実行委員会です。
実行委員長の林克(かつし)・原発なくす会代表は「東海地震の震源域の真上にある中部電力浜岡原発(御前崎市)を再稼働させれば再び大事故が懸念される。世界一危険な浜岡原発を二度と動かさないよう力をあわせよう」と訴えました。
日本共産党の佐々木憲昭衆院議員は、「秘密保護法は原発情報も秘密にする。こんなおかしなことがあってはならない。必ず廃案にしよう。原発ゼロにするため一緒に頑張ろう」と語りました。
脱原発をめざす首長会議世話人の三上元・湖西市長、浜岡原発から20キロ圏内で同原発の永久停止を訴えている牧之原市の西原茂樹市長、社民党静岡県連合から連帯のメッセージが寄せられました。
「元首相も原発ゼロにむかえと発言しています。右派、左派を問わず原発ゼロをめざしましょう」(三上市長)、「集会を契機として県民の浜岡原発に対する関心が高まることを期待します」(西原市長)と読み上げられました。