一人ひとりの思い届ける
日本共産党は、比例代表で515万票(得票率9・68%)、選挙区564万票(同10・64%)を獲得して8人が当選しました。国政選挙で15年ぶりの大躍進です。当選者に、どんな選挙戦だったのか、これからの抱負を聞きました。まず3選挙区のうち、東京選挙区で当選した、吉良佳子さんです。
70万3901票の支持をいただいたという実感をじわじわと感じています。
開票日の事務所にも翌日の新宿駅頭での報告宣伝にも、たくさんの方がきてくださり、みんなで当選を喜びあいました。
選挙中、そして1年半の候補者活動の中で支え応援してくださった、この一人ひとりのみなさんの思いを政治の場、国会へ届けなければならないと、身が引き締まる思いです。
私が街頭で反響を感じたのは、就職氷河期世代の代表として雇用問題、とりわけブラック企業を許さないとの訴えです。多くの人が足を止め聞いてくれ、同世代の青年がツイッターや演説後に「ブラック企業はなくしてほしい」「あなたの言うことはまっとうだ。ぜひ実現してほしい」と声を寄せてくれるなど、働く人の味方共産党、そして吉良佳子への期待が次々と寄せられました。
昨年4月から毎週金曜日夜の首相官邸前の反原発行動に参加し続けた私に、原発再稼働反対、原発ノーと、官邸前でいっしょに声をあげた人たちがたくさん後押ししてくれました。先週も行動に参加した時には、司会者が「僕たちの仲間」と紹介してくれ、参加者から「吉良さん、がんばれ」と声がかかりました。「原発ノーの声を届ける仲間を国会へ」と、都内の街頭演説に応援にきてくれた方もたくさんいます。
何よりも選挙の中でひろがったのが、安倍政権の暴走のストップ役は共産党、東京選挙区では吉良佳子という声です。
それは、都議選で日本共産党が躍進してから、非常に強くなりました。選挙直前、国会が終わった日、雨の中の新宿駅東口で訴えていたら、声援をかけてくれる人が後を断ちませんでした。ツイッターでも、選挙の中盤から「共産党支持者じゃないが、改憲をはじめとした暴走をくいとめるために共産党に投票します」という声が広がりました。特に安倍首相が9条改憲を明言してからは「息子を戦場に送るのはたえられない」「戦争だけはだめ」という声も広がり、それをストップする力があるところとして選んでいただいたとも感じています。
私は、これらの声を、なんとしても安倍首相にぶつけたい。6年間国会の場でがんばりぬきます。
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