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        アクセスジャーナル <メルマガ版>

    政・官・財、マスコミ、闇社会と、あらゆる巨悪を追及!

                2019年5月13日号:VOL.56

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 1.「東レ」水処理装置粉飾決算疑惑の闇(2)

 2.<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(724)
   「わが国AVメーカーの凋落」

 3.今週の相場展望(5月7日~5月10日)&MY注目銘柄

 4.石井国交相が実態解明を指示
   ーー「フラット35」不正利用疑惑で名が上がる上場企業など

 5.兵庫県川西市の市立総合病院建設巡り
   ーー門前薬局土地利権詐欺話で地上げ屋暗躍の闇

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★1.「東レ」水処理装置粉飾決算疑惑の闇(2)
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 この疑惑に関しては、押し込み販売(粉飾決算)をしたと思われる「東レ」
(3402。東証1部。東京都中央区)はもちろんだが、その押し込み販売に応じ
たO社に、そのための購入資金を貸し付けた松浦大助グループ側にも怨嗟の声
が出ている。

 なぜなら、『週刊文春』(4月25日号)も指摘しているように(本紙では匿
名ながら2月26日に既報)、この疑惑が発覚したのは秋元司代議士が東レの日
覺昭廣社長に闇金の返済を求める電話を入れたとされること、しかも秋元代議
士が代理人を務めた融資先が反社会勢力と警察や証券取引等監視委員会に捉え
られているところだったことから、東レの法務部門が水処理システム事業部、
それに同事業部のF営業部長(当時)への疑問から社内調査を開始することに
なったからだ。

「実際は秋元代議士が電話を入れた際、すでに2億4000万円貸した松浦大
助グループ(例の田邊勝己弁護士も代理人)に対しO社は完済どころか、わず
か4カ月ほどの間に少なくとも約7000万円もの闇金利子を得て大儲けした
のに対し、東レ側はすべてをF部長が独断でやったとのことで幕引きを図り、
他の融資していた先は返済を受けれないという事態が生じたからです」(関係
者)

 しかし、本当に押し込み販売、東レのO社に対する連帯保証の件といい、F
営業部長が独断でやったことなのか?

 すでにこの連載(1)で紹介したように、東レは今年2月12日IRにおいて
F営業部長が「当社の買戻義務や連帯保証義務を定めた書類を無断で作成し、
それを交付した」と、不正行為(有印私文書偽造、同行使罪等)があったと断
定。昨年11月22日付で懲戒解雇処分とし警察にも刑事告訴すべく相談をしてい
るという。

 さらに本紙が得ている情報では、東レ側は連帯保証の履行を求めるO社への
融資先に対し、「F部長には連帯保証契約調印権限を与えていない」、「東レ
代表印は偽造印鑑」などと主張している。

 しかしながら、ある債権者はこう疑問を呈する。