皆さん、暑い夏、ギターを弾く時に右ひじの辺り、どうしていますか?ラッカー塗装のギターは汗に反応してしまい、拭いても艶が出なくなりますよね。長年使用してきた私のマーチンD-28も、やはり汗がラッカーに影響を与えてしまい、右肘があたる部分の艶が無くなってしまいました。(写真1、2、3)
(写真1:ギターのくぼみ付近)
(写真2:肘があたる部分)
(写真3:全体的にこんな感じ)
肘のあたる側板や胸のあたるバック部分も同様です。(写真4)
(写真4:バックの胸があたる部分)
今回、ネットでアイテムを購入、艶出しに挑戦しました。これまでギターポリッシュやピアノ用の艶出しを使ってみましたが、悪化するだけで全く良くならないのでかなり凹んでいました。何かいい物がないかネットでググってみると「Freedom Custom Guitar / SP-P-12 f54 Shiner」(写真5)という「古く軟化したラッカーでも艶出しに有効」というものを発見、即刻購入。
(写真5 Freedom Custom Guitar / SP-P-12 f54 Shiner)
①「f54 Shiner」の使用説明のとおり、しっかり振ってクロスに適量を浸み込ませ…拭いてみる。あれ!ポリッシュを使った時と同じように艶が悪化。(写真6)
(写真6:一瞬焦った状態です)
① もうしょうがない、ゆっくり軽くゴシゴシとやっているうちに、おや?塗装の表面が取れる(剥がれる?)感じがし、拭きあげると艶が出たのです。
② 狭い範囲少しずつずらして磨いていくと、全体がツヤツヤになりました。しかも、触り心地がポリッシュで拭いた時のキュッキュッと違い、ツルツルになるのです。
(写真7、8、9)
(写真7:ツヤツヤに…)
(写真8:クビレ部分も)
(写真9:バックも)
④ 気を良くして次に「Syairi」もボディー全体をピカピカに…。艶消しであったヘッドもいい感じにピカピカ。(写真10、11)
(写真10:S-yairiのヘッド)
(写真11:2台で記念撮影)
この夏からは、もう悪化しないように100均でみつけた「肘サポーター」(写真14)を使って頑張っています。少しは参考になりましたでしょうか?
(写真14:100円の肘サポーター)
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