佐倉視点
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3→33→23→16で、塾と偽り帰宅する彼は、夢を語り同級生を遠ざけた。実は彼は、マザコンであり、入院中の母親のもとに通っていたが、偶然久瀬君と病院で鉢合わせ。久瀬君は母親は出べそ、と彼をからかい不仲を演出して彼の嘘を守った。のかな?

       ※

 そのツイートは、なんだかこのエピソードの全貌を語っているようにもみえた。
 3番、33番、23番、16番。
 おそらく、この順番で間違いない。
 それに、それぞれのコマのエピソードも、納得のいくものだった。
 なのに、白いスクリーンはまだ、「リュミエールの光景、起動中」のままだ。
 ――4つのコマでは、足りないの?
 これだけでは欠けている、彼のエピソードがあるのだろうか?
 私は、妙にひっかかっていることがあった。
「あいつはオレと同じだ」
 と久瀬くんは言った。
 ――同じ?
 転校生だから、だろうか? でもそれだけではないような気がする。
 当時久瀬くんは、小学2年生だった。
 彼と同じ、というのは、どういう意味だろう?
読者の反応

たすけて!@4koma_memories  8月9日
@telnarn ありがとうございます、ほぼ正解だと思います! でもこれだけでは足りないみたいです……私は彼が、「転校生は俺と同じだ」と言ったのが気になってます。どういう意味なのでしょう?


タケヲ ‏@tkyk_enisi  8月9日
@4koma_memories 久瀬君と同じというのは、お母さんを亡くしてしまったのかもしれない





※Twitter上の、文章中に「3D小説」を含むツイートを転載させていただいております。
お気に召さない場合は「転載元のアカウント」から「3D小説『bell』運営アカウント( @superoresama )」にコメントをくださいましたら幸いです。早急に対処いたします。
なお、ツイート文からは、読みやすさを考慮してハッシュタグ「#3D小説」と「ツイートしてからどれくらいの時間がたったか」の表記を削除させていただいております。
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